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原題：BACHEHA-YE ASEN
監督：マジッド・マシディ
出演：ミル・ファロク・ハシェミアン
製作：1997年イラン

貧乏な家庭に暮らす小さな兄妹。
兄が妹の修理したての靴をなくしてしまう。
ほかに履く靴がない妹に、兄は自分の靴を2人で交互に履くアイデアを思いつく。
ある日、なくした妹の靴を他の女の子が履いているのを見つけ、取り戻すために彼女の家を訪れるが、彼女も目の見えない父親とともに貧しい暮らしをしていることを知り、言い出せなくなる。
学校のマラソン大会が開催されることになり、3等の商品が靴だと知った兄は、妹のために3等を取るため、マラソンへの出場を決める・・・。

おすすめ度：★★★★★

イランの映画ですが、見慣れているハリウッド映画とは全く違って、素朴で静かな展開、ところどころで見せる子供の笑顔にホッとする映画です。

こんなに心優しい子供は、どうやったら育つんだろうか。
兄妹の絆の強さ、羨ましく思いました。

金魚鉢に入った赤い金魚のその鮮やかな赤が、とっても印象的な映画でした。

原題：LIFE AS A HOUSE
監督：アーウィンウィンクラー
出演：ケビン・クライン、クリスティン・スコット・トーマス、ヘイデン・クリステンセン
製作：2001年米

建築デザイナーのジョージ（ケビン・クライン）は、ある日突然会社をクビになってしまう。
怒りくるう彼にさらに悪い知らせ、ガンで余命4ヶ月だと告げられる。
落胆する彼だったが、前妻（クリスティン・スコット・トーマス）との間に生まれた16歳の息子（ヘイデン・クリステンセン）と、死ぬまでに父子の絆をもう一度取り戻したいと、夏休みの間いっしょに過ごし、家を建てる計画を持ち出すのだった・・・。

おすすめ度：★★★★★

死を目前にし、自分の人生の立て直し、家族の再生を願う父親と息子の愛を描いた作品。
反抗期を迎えた息子が、弱っていく父のそばで複雑な思いを内に秘めながら、父と一緒に家づくりに励む姿が印象的でした。
人生楽しいときばかりではない、不幸は突然にやってくる、そして人間最後はやっぱり暖かい家族の愛情を求めるものなんだなと。

キャストもみんなよかった。
かなり泣けます。

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原題：WEDDING SINGER
監督：フランク・コラチ
出演：ドリュー・バリモア、アダム・サンドラー
製作：1998年米

結婚を間近に控えたウェイトレスのジュリア（ドリュー・バリモア）は、結婚式当日に花嫁に逃げられてしまったウェディングシンガーのロビー（アダム・サンドラー）と知り合う。
マリッジブルー気味のジュリアを励ますうちに、互いに友情を超えた思いが芽生える。
結婚式を数日後に控えたある日、ロビーは彼女の婚約者がとんでもないプレイボーイであることを知り、結婚を阻止しようと飛行機に飛び乗った・・・。

おすすめ度：★★★★★

ハリウッド映画に多い結婚直前の恋愛バタバタ系、ベタなラブコメ。

ドリュー・バリモアが可愛い！ウェイトレスの役ということでちょっとヘンな格好をしていますが、アダム・サンドラーのおかしな髪型とあわせて、愛嬌があります。

自分の思いを歌に託して伝える涙の告白シーン。
素直な気持ちで観ればグッとくるかも。
人によっては、こっぱずかしいかも。

私は詳しくないのですが、1980年代にヒットした曲が色々と流れているようです。

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