デッドマン

Filed under: ヒューマンドラマ — タグ: — 11:15 AM 2012/08/16

原題:DEAD MAN
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ジョニー・デップ
製作:1995年米

デッドマン [DVD]
デッドマン [DVD]
posted with amazlet at 12.08.15
CICビクター・ビデオ (1997-08-21)
売り上げランキング: 103975

会計士のウィリアム(ジョニー・デップ)は、ある西部の街の鉄工所に就職するためやってくるが、到着すると職はない。
娼婦と寝ているところへ、娼婦の元恋人が入ってきて発砲するが、男をかばった娼婦が死に、ウィリアムは咄嗟に娼婦の元恋人を撃ち殺してしまう。
怒った娼婦の元恋人の父親は、ウィリアムの首に賞金をかけ、3人の殺し屋を雇い、追われる身となってしまう。
逃亡の途中、先住民の流れ者と出会い・・・。

おすすめ度:

独特な雰囲気の映画、白黒の映像でストーリーが静かに進みます。

好き嫌いが分かれそうな映画です。
私はこの幻想的な雰囲気と、この作品でのジョニー・デップの演技はすごく好きでした。

>> ジョニー・デップ出演映画をみる

デッドマン・ウォーキング

原題:DEADMAN WALKING
監督:ティム・ロビンス
出演:スーザン・サランドン、ショーン・ペン
製作:1995年米

デッドマン・ウォーキング [DVD]
パイオニアLDC (2002-02-22)
売り上げランキング: 81698

カップル殺害の罪で刑務所に入れられたマシュー(ショーン・ペン)の死刑が決まる。
囚人たちの精神アドバイザーとして働く修道女シスター・ヘレン(スーザン・サランドン)は、最初は冷酷な死刑囚に対して悪印象を持つも、相棒は無期懲役なのに対してマシューだけに死刑が確定したことに対して疑問を持つ。
審問会や知事への直訴を試みる彼女だったが、結局死刑執行は確実となってしまう。
最後の最後まで改心を見せない彼だったが、ヘレンに対して少しずつ心を開いていく・・・。

おすすめ度:

監督脚本はティム・ロビンス、主演は奥さんのスーザン・サランドン。
夫婦の共同作品ということでも、スーザン・サランドンがこの映画で主演女優賞を取ったことでも話題になりました。

殺人とレイプという大罪を犯した死刑囚、殺された被害者とその家族、死刑囚が改心して穏やかに死を受け入れることを望む修道女。
ストーリーが進む中で、それぞれの立場で色々考えさせられますが、死刑の是非や聖書の教えなど重いテーマが背景にあり、観ている途中で気持ちの持っていき場が分からなくなりました。
精神アドバイザーとして死刑囚を支える修道女と、最後は彼女の教えを理解し死にゆく死刑囚の対話は、とても切なく悲しいです。

ショーン・ペンの演技が素晴らしいです。

>> ショーン・ペン出演映画をみる
>> スーザン・サランドン出演映画をみる

ディボース・ショウ

原題:INTOLERABLE CRUELTY
監督:ジョエル・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
製作:2003年米

ディボース・ショウ [DVD]
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2004-09-29)
売り上げランキング: 41718

離婚訴訟専門弁護士マイルズ(ジョージ・クルーニー)のもとへ、ある富豪が訪れる。
好色な彼は、妻(キャサリンゼタジョーンズ)に悪事を取り押さえられたため、離婚訴訟の弁護を依頼する。
裁判はマイルズ側の勝訴となるが、復讐に燃えた妻は・・・。

おすすめ度:

離婚訴訟ネタをおもしろおかしく、ドッキリも取り入れたストーリーに仕立ててあります。

ジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの2人の組合せは、とにかく華がありますね。
その他、ビリー・ボブ・ソーントンや、ジェフリー・ラッシュも脇役で登場してます。

キャサリン・ゼタ・ジョーンズの悪女ぶりと美貌に釘付けです。
ちなみに余談ですが、彼女は実生活でも夫のマイケル・ダグラスと財産分与に関する婚前契約を結んでいるらしいです。

原題の「Intolerable Cruelty」のとおり、かなり酷い仕打ちをするけれど、そのブラックなところがおもしろくていい映画。

>> キャサリン・ゼタ・ジョーンズ出演映画をみる
>> ジョージ・クルーニー出演映画をみる