ウェールズの山

Filed under: ヒューマンドラマ,癒されたい — タグ: — 12:27 AM 2012/08/12

原題:THE ENGLISHMAN WHO WENT UP A HILL BUT CAME DOWN A MOUNTAIN
監督:クリストファー・マンガー
出演:ヒュー・グラント
製作:1995年英

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イングランドから2人の測量技師が、ウェールズのとある村にやってくる。
彼らは、村人の誇りである山を測量に来たのだった。
計測の結果、その山は299メートル。
山と呼ぶには305メートルなければいけないので、単なる丘に過ぎないことが判明。
村人たちは一丸となって丘を山にする運動を始める。
高さが305メートル以上になるまで、土盛りをする作戦だったが・・・。

おすすめ度:

ウェールズのある小さな村での出来事を描いた、ハートウォーミングな物語。
長~いタイトル(原題)にびっくりですが、ストーリーはまさしくこの原題どおり。
丘と判定されてしまった山を、本当の山にするために、村人が一致団結してこの丘にのぼりせっせと土盛りをします。
その土盛り運動の最中に繰り広げられる人間ドラマに、ほっと心が癒されます。

ヒュー・グラントは、若き測量技師の役で、なんだかすごく普通。

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ヴィレッジ

原題:THE VILLAGE
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ホアキンフェニックス、シガニーウィーバー、ウィリアムハート
製作:2004年米

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周囲の町から孤立した、森の奥の小さな村には、村人が守らなければならない掟があり、それが守られることで、村全体が家族のような穏やかな暮らしを続けていた。
昔から言い伝えのある、森に住む謎の生物の存在を村人は恐れていたが、その生物が村に進入している形跡を見つけ、村人たちは動揺する。
そんな中、ある盲目の少女が、恋人の命を救うため、その謎の生物の住処と言われる森を通り、隣り町まで薬を買いに行くことになるのだが・・・。

おすすめ度:

ホラー映画と思って観たら、サスペンス・ミステリー、いや、どちらかと言えばおとぎ話の色が濃い作品です。
よ~く考えながら観れば、ヒントはところどころにあった気もするので、展開が読める人もいるかと思いますが、私はかなり素直に騙されました。

ホアキン・フェニックスがこういうタイプの映画に出るとは意外。
シガニー・ウィーバーやウィリアム・ハートも、地味な役でした。

ウィズ・ユー

原題:DIGGING TO CHINA
監督:ティモシー・ハットン
出演:ケビン・ベーコン、メアリー・スチュアート・マスターソン
製作:1998年米

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10歳の少女ハリエットは、アル中の母親とふしだらな姉(メアリー・スチュアート・マスターソン)との暮らしに幻滅していた。
ある日、知的障害者の青年リッキー(ケビン・ベーコン)と知り合い、純粋な心を持つ彼に癒され、2人は心を通わせるようになる。
しかし、そんな2人の純粋な関係も周囲からは誤解され、リッキーは施設に送られることに・・・。

おすすめ度:

地球の反対側の中国まで穴を掘って行っちゃいたいな、という少女の気持ちをあらわした原題
「Digging to China」。
でも、邦題のタイトルは
「ウィズ・ユー」。
う~ん。

メアリー・スチュアート・マスターソンは、「妹の恋人」や「マンハッタン花物語」のときの印象が強いので、誰それかまわず遊ぶふしだらな姉という役は、ちょっと違和感がありました。

知的障害者を演じたケビン・ベーコンの演技は良かったけど、同じ知的障害者の役という点で比べると、「ギルバート・グレイプ」のレオナルド・ディカプリオに軍配が上がるかと。

ハートフルなストーリーで、2人の純粋さには心を打たれるものがあります。

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