ザ・ビーチ

原題:THE BEACH
監督:ダニー・ボイル
出演:レオナルド・ディカプリオ
製作:2000年米

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アメリカ人の若者リチャード(レオナルド・ディカプリオ)が、バンコクの宿泊先である男に出会い、秘密の孤島「ザ・ビーチ」の伝説を耳にする。
その男が自殺したあと、孤島の地図を手にした彼は、フランス人カップルと共に孤島へと渡る。
そこで3人が目にしたのは、数十人の若者が暮らすコミュニティ。
自由気ままな暮らしを楽しむ3人だったが、しだいにその集団の謎めいた部分に気づき始める・・・。

おすすめ度:

3人が孤島に到着して生活を始めるあたりまでは、この後なにが起こるのかというドキドキ感でおもしろかったけれど、後半はガッカリ。
サスペンスにしてはヒネリがなさすぎだし、結局何を表現したかったのかよく分からないストーリー展開。
レオナルド・ディカプリオも、いまいちパッとしません。

舞台となった美しいビーチは、タイのピピ島とのこと。
この映画の後、ピピ島への旅行客が増えたとか。

それにしても、アメリカ人にとってタイというのは、エキゾチックで刺激的、謎に包まれた魅力ある国のようですね。
本作品以外にも、クレア・デーンズ主演のブロークダウン・パレスなどを観ても、そう思います。

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ザ・インタープリター

原題:THE INTERPRETER
監督:シドニー・ポラック
出演:ニコール・キッドマン、ショーン・ペン
製作:2005年英

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国連通訳として働くシルヴィア(ニコール・キッドマン)が、国連会議に出席したある日、アフリカのマトボ共和国の大統領暗殺計画にまつわる会話を聞いてしまう。
以後、彼女の周りで不審な動きがつきまとい、何者かが彼女を狙っていた。
シークレットサービスのメンバーが調査に送り込まれるが、その中のトビン・ケラー(ショーン・ペン)は、彼女を近くで見守りながらも、一方で疑念を強めていく・・・。

おすすめ度:

本物の国連本部がロケで使われたことが話題にもなった、ニコール・キッドマンとショーン・ペンが共演したサスペンススリラー。

ニコール・キッドマンは、アフリカの小さな共和国の言葉である「クー語」の通訳者。
彼女の出身地がその共和国という設定だけれど、あのルックスのせいでしょうか?
最後までちょっと違和感ありましたね。

一方、ショーン・ペンはよかった。
過去の辛さを心に秘めて、常に気丈で冷静を装いながらも、瞳の奥のほうに悲しみを感じさせるあの演技、さすがです。

ストーリーは、人間関係が複雑で、少々ややこしいです。
しっかり観てないと置いてかれます。

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サイダーハウス・ルール

原題:THE CIDER HOUSE RULES
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:トビー・マグワイア、シャーリーズ・セロン、マイケル・ケイン
製作:1999年米

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孤児院で育った青年ホーマー(トビー・マグワイア)は、親代わりのラーチ院長(マイケル・ケイン)の仕事である助産や堕胎を手伝っていた。
ある日、そこに現われたカップルに誘われ、この先の自分の人生に不安を感じていた彼は、孤児院を飛び出てしまう。
彼らと共にリンゴ園で働くようになった彼は、サイダーハウスと呼ばれる寄宿舎で寝泊りし、リンゴの収穫作業を学び、その生活に生きがいを感じていくのだが・・・。

おすすめ度:

自分自身について、人生について、答えを探し続ける主人公の内面を言葉少なにしっとりと語っている、ラッセ・ハルストレムらしい作品です。

いい映画だと思うけれど、もう一度観たくなるような心に残るものは特になかったです。
あと、トビー・マグワイアが個人的にどうも。
シャーリーズ・セロンが美しいです。

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