原題:COLLATERAL
監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス
製作:2004年米
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2011-07-08)
売り上げランキング: 38993
L.Aのタクシー運転手マックス(ジェイミ・ーフォックス)は、ある夜ヴィンセントと名乗る男(トム・クルーズ)を乗せる。
紳士風のその男は、今夜中にこなさなければいけない仕事があると言い、専属のドライバーにならないかと多額のチップを提示してきた。
最初の目的地につき、ヴィンセントを降ろして待っている間に事件が起こる。
ヴィンセントという男が、プロの殺し屋であることに気づく・・・。
おすすめ度:
★★★★★
トム・クルーズが悪役に扮したサスペンス・アクション。
途中までは結構ハラハラドキドキの展開でおもしろかったけど、後半は緊張感が切れてしまいました。
トム・クルーズの悪役、始終クールな表情は珍しい。
タクシードライバー役のジェイミー・フォックスは、こういう運転手L.Aにいる!って感じが普通っぽくて、良かったです。
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原題:MURDER IN THE FIRST
監督:マーク・ロッコ
出演:クリスチャン・スレイター、ケビン・ベーコン、ゲイリー・オールドマン
製作:1994年米
ジェネオン・ユニバーサル (2012-05-09)
売り上げランキング: 19453
刑務所内の残忍な拷問に耐え切れず脱走をくわだてた囚人ヘンリー(ケビン・ベーコン)が、仲間の裏切りによって独房に監禁される。
解放された後、刑務所内で裏切った仲間をスプーンで衝動的に殺害してしまう。
若きエリート弁護士ジェームズ(クリスチャン・スレイター)が、服役中のヘンリーの弁護をすることに。
少しずつ心を開いていく囚人ヘンリーから刑務所内の実態を聞いたジェームズは、激しい憤りを感じ、ヘンリーを無罪とすべく刑務所を告発する・・・。
おすすめ度:
★★★★★
かの有名なアルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだ、実際の事件を基にエリート弁護士と囚人の友情を描いた作品。
衝撃的でした。
劣悪な環境や残忍な拷問など、刑務所の実態が暴かれていくところは、思わず目をつぶってしまうような悲惨なシーンも。
囚人役のケビン・ベーコンの演技力がすごいです。
裁判でのクリスチャン・スレイターの熱弁は知的かつ大胆で、その強さがセクシーでした。
この映画で、私はクリスチャン・スレイターの大ファンになりました。
残忍な副刑務所長を演じたゲイリー・オールドマンも個性的で好きです。
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原題:BEFORE SUNRISE
監督:リチャード・リンクレイター
出演:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー
製作:1995年米
ワーナー・ホーム・ビデオ (2010-04-21)
売り上げランキング: 2179
ブタペストからウィーンに向かう電車の中で、1人旅をするアメリカ人ジェシー(イーサン・ホーク)とフランス人女学生セリーヌ(ジュリー・デルピー)が出会い、話をするうちに意気投合。
彼女はフランスへ帰る途中だったが、明朝のアメリカ行きのフライトまで、ウィーンの街で夜を明かすというジェシーの誘いに応じ、2人は一緒に電車を降りる。
ウィーンの街で語り合い、お互い傷心の一人旅であることが分かる。
どんどん惹かれあう2人だが、明日の朝にはそれぞれアメリカ、フランスと別々のところに旅立つ・・・。
おすすめ度:
★★★★★
95年のベルリン映画祭銀熊賞を受賞した作品。
「Before Sunrise」という原題はとても素敵なのに、「恋人までの距離」って邦題がダサすぎる。
しかも、(ディスタンス)ってのは別にいらないと思う。
行きずりの恋と言ってしまえばそれまでだけれど、旅先での偶然の出会いから、お互いの人生観を語り合い、14時間という限られた一緒にいれる時間を大切に過ごそうとする若い2人がかっこよくて、大人の恋愛を感じました。
2人が過ごす歴史と情緒あるウィーンの町並みが印象的。
アメリカ映画にしては珍しいテイストの作品で、ガチャガチャしていない、しっとりした恋愛映画です。
追記:この作品の9年後に、続編「
ビフォア・サンセット」が公開されました。こちらの続編が最高に良いので、是非順番にセットで観ていただきたいです。
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恋人までの距離(ディスタンス) はコメントを受け付けていません