ケイト・レディが完璧な理由

原題:I DON’T KNOW HOW SHE DOES IT
監督:ダグラス・マクグラス
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、グレッグ・キニア、ピアース・ブロスナン
製作:2011年米

ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ) [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2013-02-06)
売り上げランキング: 20,987

妻であり、2人の子供の母であるケイト・レディ(サラ・ジェシカ・パーカー)は、夫リチャード(グレッグ・キニア)の協力もあり、ファンドマネジャーという大好きな職業につきながら、家庭と仕事を両立させるため奮闘する毎日。
そんな中、ニューヨーク本社の責任者ジャック(ピアース・ブロスナン)の高い評価を受けて、ケイトの提案する新しい投資ファンドについて、ジャックとタッグを組むことになるのだが・・・。

おすすめ度:

サラ・ジェシカ・パーカーといえば、Sex and the cityのキャリーのイメージが強すぎて。
でも、本作の舞台はN.Yではなくて、ボストン。
SATCでは未婚のフリーライター、本作では既婚で子持ちのキャリアウーマン。
役柄は違えど、彼女のバタバタ感は、SATCとどこか通じるところもあったような。

専業主婦のママには負けたくない、仕事を言い訳に手抜きはしたくない、子供に恥をかかせたくない、寂しい想いをさせたくない。
冒頭で夜中に手作りパイ(?)に取り組む彼女の想いが、最後までブレないところが、気持ちよかった。

専業主婦 vs 働くママ をちょっと大袈裟に仕立てたところもあり。
実際にママやってる人が観たら、色々と思うところもあるでしょうかね。
独身女の私は、ただおもしろおかしく観てましたけど。

男性陣は、長い結構生活を経てなお妻が大好きな旦那役にグレッグ・キニア、イケメン上司にピアース・ブロスナン。それぞれに魅力的。

大好きな仕事があって、それを応援してくれる優しい旦那様がいて、可愛い2人の子供に囲まれて。
その上、自分をめっちゃ評価してくれる上司がイケメンときた。
本当に羨ましい限り。そんな状況なら、私だってどんなに忙しくても頑張るよ・・・。

恋愛だけじゃダメかしら?

原題:WHAT TO EXPECT WHEN YOU’RE EXPECTING
監督:カーク・ジョーンズ
出演:キャメロン・ディアス、ジェニファー・ロペス、エリザベス・バンクス、アナ・ケンドリック、ブルックリン・デッカー、デニス・クエイド
製作:2012年米

恋愛だけじゃダメかしら? [DVD]
Happinet(SB)(D) (2013-04-02)
売り上げランキング: 3,023

TV番組のダンス選手権優勝とともに妊娠が判明したジュールズ(キャメロン・ディアス)、フリーのカメラマンとして働くホリー(ジェニファー・ロペス)、計画的な子作りに励みながらショップを経営するウェンディ(エリザベス・バンクス)、高校の同級生と微妙な関係のロージー(アナ・ケンドリック)、年の差婚の夫(デニス・クエイド)と優雅な暮らしをしているスカイラー(ブルックリン・デッカー)。
妊娠、親になるとういう人生の一大事に、5人の女性たちとそれぞれのパートナーたちは・・・。

おすすめ度:

世界中でベストセラーの妊娠エッセイを元に作られたストーリーだとか。

日本ではとても評判がいいようですが、私には面白さがよく分かりませんでした。
軽快なコメディ、ラストに感動、みたいな声を聞くんですが、一体どの辺が・・・!?

まず、邦題のつけ方が完全におかしい。
このタイトルだったら、軽いタッチのラブコメだと想像する人が大半ではなかろうか。
でも、原題を見て納得。
これは、妊娠をテーマとしたお話です。

妊娠・出産という、未体験者には想像できないあれこれを、赤裸々に表現してるところは興味深い。
ただ、こんなに中途半端なコメディにする必要があったんだろうか。

群像劇ですが、5組のカップルの中では、ロージーとマルコの若いカップルのストーリーが一番しっとりしてて良かった。

ジェニファー・ロペスが可愛くて、髪形マネしようかなとか、お尻の形がいいなとか、そんなことばっかり気になって観てました。
ま、それぐらい集中できなかった映画、ということで。

>> キャメロン・ディアス出演映画をみる

ボーンレガシー

原題:THE BOURNE LEGACY
監督:トニー・ギルロイ
出演:ジェレミー・レナー、エドワード・ノートン、レイチェル・ワイズ
製作:2012年米

ボーン・レガシー [DVD]
ジェネオン・ユニバーサル (2013-02-20)
売り上げランキング: 808

CIA本部では、内部調査員パメラの告発により、暗殺者を生み出すCIAの極秘プログラムの存在が明るみに出ようとしていた。
それを防ぐため、隠蔽チームのリック(エドワード・ノートン)は、証拠隠滅のため全プログラムの抹消しようとする。
ボーンと同じく暗殺者として生み出されたアーロン・クロス(ジェレミー・レナー)は、2種の薬を服用せねば生きていけない。
彼の体調を管理する会社へ薬を求めてやってきた彼と、職員の銃乱射事件で九死に一生を得たマルタ・シェアリング博士(レイチェル・ワイズ)は、2人で隠蔽チームの追撃から逃げようとするのだが・・・。

おすすめ度:

ボーンシリーズの裏のストーリー。
もう一人の暗殺者アーロン・クロスを主人公としたアクション。
ボーンのストーリーとも絡んでいるので、ボーンシリーズを観てみたほうが確実に楽しめると思います。
特に、時系列的には3作目のボーン・アルティメイタムで、CIAの暗部を探る新聞記者は射殺されるあたりから本作がスタートするので、ボーン・アルティメイタムのストーリに記憶があると、あぁこう繋がるのね、って感じで理解しやすいかも。

アーロン・クロス演じるジェレミー・レナーは、最近人気急上昇の俳優さんらしいですが、ボーンシリーズといえばやっぱりマット・デイモン。
本作はシリーズとは別作品とはいえ、マット・デイモンの印象が強すぎるのか、どうも華が無いなという感じがしてしまう。
隠蔽チームを率いるリック役のエドワード・ノートンの存在感もいまいち。

レイチェル・ワイズが素敵。
本作は、ダニエル・クレイグと電撃結婚した後の作品でしょうか。
この人、もう42歳なんですね。
見た目、若いなぁ。

>> エドワード・ノートン出演映画をみる