ブラック・スワン

原題:BLACK SWAN
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ナタリー・ポートマン、ミラ・クニス、ウィノナ・ライダー
製作:2010年米

ブラック・スワン [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2012-12-19)
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バレエ団に所属するバレリーナのニナ(ナタリー・ポートマン)は、プリマドンナの夢を追いかけていた。
芸術監督のトーマ(ヴァンサン・カッセル)は、トップダンサーのベス(ウィノナ・ライダー)を降板させ、新しい演出での「白鳥の湖」の公演を計画し、プリマドンナにニナを抜擢する。
純真な白鳥と妖艶な黒鳥の二役を踊らなければならないニナだが、官能的な黒鳥を演じることができず、次第に精神的に追い詰められていく・・・。

おすすめ度:

アカデミー最優秀主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマンの体当たり演技がすごいです。
バレエのことは実際よく分からないけど、本当のバレリーナのように見えました。
どれだけのトレーニングと体作りで、本作品に挑んだんでしょうか。
プロ意識の強さを感じます。
バレエのほかsexyシーンも魅せどころなんだと思いますが、綺麗すぎるせいでしょうか、あまり色気を感じないのは私だけ?
ウィノナ・ライダーの荒れっぷりはよかったです。

追い詰められていくニナの焦燥感や恐怖感は伝わってきましたが、ストーリーの展開にハラハラドキドキという感じはなく、スリラー・サスペンスという視点だと、ちょっと物足りなさが残ります。

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バーレスク

Filed under: ミュージカル,元気を出したい — タグ: — 10:29 PM 2012/11/25

原題:BURLESQUE
監督:スティーブ・アンティン
出演:クリスティーナ・アギレラ、シェール、エリック・デイン
製作:2010年米

バーレスク [DVD]
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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2011-10-05)
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歌手になることを夢見て故郷のアイオワからL.Aに来たアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、ある夜テス(シェール)が経営するバーレスク・ラウンジという店を訪れる。
そこのダンスショーに魅了されたアリは、ウェイトレスとして働きながら、やがて舞台に立つチャンスを得る。
ショーの途中で音源アクシデントで、アリが咄嗟にアカペラで歌ったことから、その歌唱力でお店は大盛況となり、一躍お店の看板スターとなるのだが・・・。

おすすめ度:

この作品は、映画館の大画面&大音量で観るべきでした!

分かってはいたけれど、クリスティーナ・アギレラの歌唱力がすごい。
そして、出産を経験した女性とは思えないスレンダーでかっこいい体型。
(公開時に来日したときは、ふっくら激変しててビックリしたけど・・・)
この映画での彼女は、なんだか顔もすごく可愛くて、ショーの時のきついメイクも、オフの時のナチュラルなメイクも、全部良かった。
観る前までは正直、この人って演技とかできるのかな?と思ってたけど、のっけから釘付けになってしまいました。
とにかく、クリスティーナ・アギレラの魅力全開な作品ですね。

華やかな舞台にたつことを夢みて、田舎から都会に出てきた一人の若い女性がチャンスを掴み取って成功する、というストーリーはありがちですが、主人公アリの行動力や、自分の可能性をとことん信じて突き進むひたむきな姿は、観ていてとても気持ちがいいし、元気をもらえました。
チャンスというのは貰うものではなく、自分自身で掴み取るものだなと。

クリスティーナ・アギレラの若さ溢れる華やかなダンスと歌とは対照的に、シェールのしっとりした歌と演技も良かったです。

分類するのに迷いましたが、一応ミュージカルにしてみました。

歌姫2人のパフォーマンスが楽しめる映画、おすすめです。

一枚のめぐり逢い

Filed under: 恋したい,恋愛・ラブコメ — タグ: — 6:50 PM 2012/11/18

原題:THE LUCKY ONE
監督:スコット・ヒックス
出演:ザック・エフロン、テイラー・シリング
製作:2012年米

【初回限定生産】一枚のめぐり逢い ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]
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イラクに派遣されていた海軍軍曹のローガン(ザック・エフロン)が、任務中に偶然1枚の写真を拾う。
帰国後、その写真の見知らぬ女性ベス(テイラー・シリング)の所在を知り、彼女のもとを訪れる。
ベスが経営する犬舎で一緒に働くことになり、しだいにお互い惹かれていくのだが・・・。

おすすめ度:

一枚のめぐり逢いという邦題、うまいです。

寡黙で硬派な若者ローガンを演じたザック・エフロンが良かった。
「ハイスクール・ミュージカル」の印象で観ると、良い意味で期待を裏切られます。
“俳優ザック” といった感じ。すごくsexy。

ザックの相手役を演じたテイラー・シリングという女優さんは、「アルゴ」でベン・アフレックの妻を演じていた人ですね。
「フライド・グリーン・トマト」の時のメアリー・スチュアート・マスターソンと、若干かぶります。

運命的な出逢いから、徐々に歩み寄っていく2人。
設定年齢がもう少し上だったら、また違う感じで良い映画になっていたかな、という気はしますが。
お互いの気持ちを探り合いつつ、静かに惹かれあっていくという大人の純愛映画でありながら、時折感じるアンバランスさが、逆にいいのかな。

でも写真の顔がブスだったら、わざわざ会いに行かないでしょ、とか、余計なことは考えないで観たほうがいいですね。(^^ゞ

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