原題:THE DESCENDANTS
監督:アレクサンダー・ペイン
出演:ジョージ・クルーニー、シャイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラー
製作:2012年米
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2012-11-02)
売り上げランキング: 9465
ハワイのオアフ島で弁護士の仕事をする傍ら、先祖から受け継いだ不動産売却の準備を進めるマット(ジョージ・クルーニー)だったが、ある日、妻がボートの事故で昏睡状態となり、余命がないことを知らされる。
長女のアレックス(シャイリーン・ウッドリー)を学生寮から連れ戻し、次女スコッティ(アマラ・ミラー)との3人の生活が始まる。
アレックスから妻が不倫していた事実を聞かされたマットは、娘たちを連れてカウアイ島に不倫相手を訪ねて行くのだが・・・。
おすすめ度:
★★★★★
ジョージ・クルーニーがカメハメハ大王の血を引く子孫という設定には、ウソでしょって笑いそうになりましたが、アロハにチノパン、2人の娘の父親、妻に浮気される情けない男と、今までにない役柄で新鮮でした。
家族の愛、罪と許しをテーマに、不倫あり死ありと重めなストーリーでありながら、ユーモアがあって暗い感じが全くしない映画。
ジョージ・クルーニー演じるマットが、以前は家庭をかえりみず仕事にあけくれていた、という点が、あのまったりした雰囲気からはどうにも想像しづらかったですね。
妻が不倫して離婚を考えるまでにいたった経緯や、娘が母をあそこまで憎む背景も、いまいちぼんやりでした。
良い映画だとは思うけれど、それほど印象に残る作品ではなかったかなと。
娘役の2人がすごく良かったです。
長女は綺麗でビキニ姿がかっこいいし、次女はおばちゃん顔のくせになんか愛嬌がある。
そして、長女のボーイフレンド役のシドも、何気にいいアクセントになってました。
ハワイの綺麗な海や自然を楽しめる映画で、ハワイに行きたくなりました。
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原題:WITHOUT MEN
監督:ガブリエラ・タリグアビーニ
出演:エヴァ・ロンゴリア、クリスチャン・スレイター
製作:2011年米
トランスワールドアソシエイツ (2012-11-02)
売り上げランキング: 88603
ジャーナリストのゴードン(クリスチャン・スレイター)は、紛争地帯でスクープを探しているときに、ある少年から一冊の日記を渡される。
日記には、女しか住まない村の様子が綴られていた。
その村では、男たちがいなくなった後、ロサルバ(エヴァ・ロンゴリア)が村長となり、女性たちが一致団結して村の再建を試みていたのだが・・・。
おすすめ度:
★★★★★
クリスチャン・スレイターが出演ということで観てみたんですが、うーーん。
ある事件後に村から男が全員いなくなり、女だらけの生活になって、唯一の男性である神父のアホっぷり、レズビアン・・・。
ジャーナリストという役柄のクリスチャン・スレイターは、ストーリー上ほとんど存在感なし。
というか、ジャーナリストがスクープを探して、っていうくだりも、必要なのかどうだか。
おかしな脚本で、一体何を伝えたかったのか分からない映画でした。
ドン底女子も出てこないし、大したハッピースキャンダルもないし、邦題はストーリーに全くマッチしてない。
そんな中でも少し印象に残ったのは、クリスチャン・スレイターの割れた腹筋。(何年か前はだいぶぽっちゃりしてたけどワークアウトしたっぽい)
あと、「デスパレートな妻たち」にも出ているエヴァ・ロンゴリア。
この人、モデルの梨花にちょっと似てませんか。
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原題:SKYFALL
監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグ、ジュディ・デンチ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ
製作:2012年米・英
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2013-08-02)
売り上げランキング: 1,430
MI6のエージェント、ジェームス・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、工作員イヴ(ナオミ・ハリス)とともにトルコでの作戦に参加していたが、MI6の工作員が殺され、極秘情報の入ったハードディスクが奪われた。
ハードディスクを取り返そうと犯人を追い、もみ合いになっているところを、M(ジュディ・デンチ)の指示によりイヴが犯人を狙って撃った弾がボンドにあたり、峡谷に落下する。ボンドは行方不明、死亡したとされるが・・・。
おすすめ度:
★★★★★
007シリーズ50周年記念ということで、ロンドン五輪の開会式でのエリザベス女王との登場も記憶に新しいですが。
ダニエル・クレイグの007シリーズを観るのは、実は本作品がはじめてだった私。
迫力満点でおもしろかった!
冒頭のアクションから始まり後半のクライマックスの銃撃戦まで、とにかく始終興奮しっぱなしです。
電車や車がまるでオモチャのように破壊されるド派手さもすごいけど、ボンドの体をはった格闘シーンは下手なボクシングの試合なんかより百倍おもしろい。
ダニエル・クレイグ、あの年齢であの体、あの筋肉、さすが。
今回の作品で007シリーズ最後となるジュディ・デンチ演じるMとボンドの関係がクローズアップされた脚本で、以前Mの元で働いてMを恨むシルヴァ(ハビエル・バルデム)の存在を通して、スパイとしてのボンドがMに抱く複雑な気持ちや忠誠心が描かれています。
今回、ボンドガールは2名体制ってことなんですかね。
女性絡みのシーンが少なく、若干エロさが足りないという意見もあるようで。
シルヴァ役のハビエル・バルデムは、なんとあのペネロペ・クルスの旦那なんですね。
クレイジーっぷりが好きです。
あの特徴ある喋り方、どこかで聞いたような・・・と思ったら、「食べて、祈って、恋をして」にも出てたんだ!
バリ島でジュリア・ロバーツと恋に落ちたブラジル人役です。
レイフ・ファインズは、今後M役で出てくるんでしょうか。
007シリーズに彼って、なんか妙に違和感があったけど、慣れの問題?
イスタンブール、ロンドン、上海、マカオと、色んなところが舞台になってて、そこも見所。
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