最強のふたり

原題:INTOUCHABLES
監督:エリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ
出演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー
製作:2011年仏

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全身麻痺の大富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、自分の介護者の面接で多くの候補者の中からスラム街の黒人青年ドリス(オマール・シー)を採用する。
ぶつかり合いながらも刺激的な2人の生活の中で、いつしか2人の間には強い絆と友情が芽生えていた・・・。

おすすめ度:

とてもオシャレで軽快なフランス映画です。

身体的な自由を失った大金持ちとスラム街に暮らす黒人青年、奇跡的な2人の出逢い。
その出逢いがお互いのターニングポイントとなり、その先の人生を想像させる形で映画は終わるところが、とても心地よいです。
(実話に基づいたストーリーということで、映画の最後では本物の2人の現在の様子が伝えられますが)

身体的な弱点を笑いにしたりとブラックユーモアもあるのに、全く嫌な感じがなく、素直に笑えるし泣けます。

フィリップとドリスを演じた2人の役者の演技が素晴らしい。
特にドリスを演じたオマール・シーという人は、コメディアンでもあるようですが、すごい存在感があって、スクリーン映えする人。
今後、映画にもどんどん出て欲しいなと思います。

食べて、祈って、恋をして

原題:EAT PRAY LOVE
監督:ライアン・マーフィー
出演:ジュリア・ロバーツ、ハビエル・バルデム
製作:2010年米

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ニューヨークで作家・ジャーナリストとして活動するエリザベス(ジュリア・ロバーツ)は、離婚して家を出て若い俳優と生活をはじめるも、満たされない日々。
すべてを変えようと、自分を解き放つ1年間の旅に出ることを決意する・・・。

おすすめ度:

著者エリザベス・ギルバートの自伝的小説はの映画化。
旅が好きな私は、この映画の公開が楽しみでした。

イタリア → インド → バリ と、ひとり旅を続ける主人公を通して、人々の生活、文化、宗教、美しい自然を目の前に、自分が旅している気分で楽しめる映画。
特に、ウブドで撮影したというバリ島の神秘的で美しい自然と信仰深い人々には、とても癒されました。
各地で刺激的な人々と出会って、食を楽しみ、瞑想し、最終目的地のバリでは恋をして、自身の心の変化に気づく。
そんな自由な旅がしてみたい!

日々の生活に不満はないけれど何か物足りない、もっと刺激が欲しい、自分を変えたい、そんな主人公の心境は、今の自分に似ていて、重ね合わせて観ていました。
同世代の女性の中には、共感できる人も多いと思います。
ジュリア・ロバーツもこの役に合ってて、良かったです。

>> ジュリア・ロバーツ出演映画をみる

ボーン・コレクター

原題:THE BONE COLLECTOR
監督:フィリップ・ノイス
出演:デンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー
製作:1999年米

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犯罪捜査官のリンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)は、事故で下半身不随になり寝たきりになっていた。
ある日、パトロール中の女警官アメリア(アンジェリーナ・ジョリー)が、男の惨殺死体を発見する。
ライムは自分の病室を対策本部とし、アメリアを助手として、犯罪現場に残っていた骨と紙片を手がかりに事件の分析がはじめるのだが・・・。

おすすめ度:

犯人の心理や行動を推理する頭脳明晰の犯罪捜査官と、彼の指示を頼りに危険に踏み入る女警官。
何かあっても彼女を助けることはできない、頼りは通信用の無線だけ。
この状態がさらに緊迫感をあおり、ハラハラドキドキです。

古書になぞって犯人を追い詰めるという展開と謎解きもおもしろかったのですが、犯人が分かってからの展開がしょぼい。
前半がかなりおもしろかっただけに、ちょっぴり残念なラストです。

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