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原題：MOSTLY MARTHA
監督：サンドラ・ネットルベック
出演：マルティナ・ゲデック、セルジオ・カステリット
製作：2001年独

ハンブルクのレストランで働くマーサ（マルティナ・ゲデック）。
料理の腕前は一流なのに、勝気で人付き合いが苦手なのが原因で、お店でも始終いざこざが絶えない。
ある日、マーサの姉が車で自分のところに遊びにくる途中に、交通事故に遭い亡くなってしまう。
姉の娘リナは軽症で済んだが、幼いころに母親と別れた自分の父親のことは、名前とイタリア人ということしか分からない。
父親探しをする間、リナは彼女の元で一緒に暮らすことになるのだが、8歳の内気な女の子に手を焼く。
一方、厨房に新たに入ったイタリア人のシェフとは馬が合わず。
家庭も仕事にもウンザリしていた彼女だったが、リナを厨房に連れてきたことから、イタリア人シェフとの付き合い方が一変する・・・。

おすすめ度：★★★★★

おもしろい！
思わず見入ってしまいました。

内気で心をなかなか開かない者どおしの共同生活に、ふと現われた陽気なイタリア人男が、何もかも包み込んでくれるような温かさと包容力で傷ついた2人を癒してくれる。
観ているこちらも癒される。

音楽も最高。
軽いノリのジャズが、シェフが創り出すフランス料理やヨーロッパの街並みにピッタリ。

映画に登場するお料理は、どれもおいしそう。
彼女の自宅キッチンのインテリアのセンス、大好き。
DVD巻き戻して、そこだけ何度も観てしまったほど。

五感をフルに刺激されるオススメ映画です。
最近、私の中でドイツ映画の株が急上昇です。

原題：NOTTING HILL
監督：ロジャー・ミッシェル
出演：ヒュー・グラント、ジュリア・ロバーツ
製作：1999年米

ノッティングヒルという小さな街で本屋を営む平凡な男ウィリアム（ヒュー・グラント）。
ある日、ハリウッドの人気女優アナ（ジュリア・ロバーツ）が店を訪れる。
その後、飲み物を買って家に戻る途中のウィリアムとアナは、街角で衝突、アナの服をオレンジジュースで汚してしまう。
慌てたウィリアムは、彼女を自宅に連れていき・・・。

おすすめ度：★★★★★

大好きなラブストーリです。
ちょうどイギリスで生活しているときに観た映画で、実際にウェスト・ロンドンのあたりも行ったりしたので、何だかとても身近に感じれる映画。

ビバリーヒルズに住む大女優と、ノッティングヒルに住む平凡な本屋の男がひょんなことで知り合い、お互い心惹かれて恋に落ちるという、夢のあるラブストーリー。

華やかなジュリア・ロバーツと、臆病でどこか頼りないヒュー・グラント。
一見ミスマッチだけれど、2人並ぶとやっぱり大物どおし、それぞれに素敵です。

ヒュー・グラント演じるウィリアムのルームメイト役のウェールズ語を喋る男性が、ユーモアたっぷりでおもしろい。
他にも共演者がみんな個性的で、ところどころでイギリスの生活も垣間見れたりします。

夜の公園シーンも印象的だけれど、やっぱりジュリア・ロバーツの本屋での告白シーンが最高。
音楽もすごくよくて、ローナン・キーティングの「When you say nothing at all」や、エルビス・コステロ「She」は、映像と一緒に心に残ります。

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原題：KNOCKI’N ON HEAVEN’S DOOR
監督：トーマス・ヤーン
出演：ティル・シュヴァイガー
製作：1997年独

余命あと僅かと宣告されたマーティン（ティル・シュヴァイガー）が、入院した病院である男と出会う。
彼もまた死を待つ身だった。
2人は、海を見に行くため病室を抜け出す。
盗んだ車の中には拳銃や現金が入っており、2人は死ぬ前に好きなことをしようとそのお金を使って豪遊する。
そして、警察やギャングに追われる身に・・・。

おすすめ度：★★★★★

ドイツ映画のイメージが変わる映画です。
死を目前にした男たちの明るくてタフな冒険ストーリーに、元気と勇気をもらえます。

主演のティル・シュヴァイガーは、ドイツで有名な俳優さんですが、最近はハリウッド映画にも色々と出演していますね。