マトリックス

原題:THE MATRIX
監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン
製作:1999年米

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近未来。ネオという凄腕のハッカー(キアヌ・リーブス)は、ある日トリニティという女性に導かれ、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)に会う。
モーフィアスは、この世界はコンピュータが創り出した仮想空間であると言う。
彼らの仲間となったネオは、 コンピュータの手先たちを相手に戦う。
ネオを「救世主」と信じる仲間たちだったが・・・。

おすすめ度:

話題のSFアクション。
スピードに続いてキアヌ・リーブスの代表作となった作品です。

コンピュータが創り上げた世界、という設定がおもしろい。
ワイヤーアクションや、キアヌが特訓したというカンフーなど、見ごたえありです。

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マディソン郡の橋

原題:THE BRIDGES OF MADISON COUNTY
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、メリル・ストリープ
製作:1995年米

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フランチェスカ(メリル・ストリープ)は、夫のリチャードと単調な結婚生活を送っていた。
ある時、夫と子供たちが農産物品評会に出かけ、4日間ひとりで家に過ごすことになったフランチェスカのもとに、カメラマンのロバート(クリント・イーストウッド)が現れる。
2人は激しい恋に落ちるが、家族を置いて彼の元に行くことはできない。
夫と子供たちが帰ると、また日常の生活に戻った。
夫の死後、フランチェスカはロバートに連絡を取ろうとしたが結局果たせず、彼の遺品が届く。
フランチェスカの葬儀で集まった息子と娘は、母の秘めた恋を知り、遺灰を橋の上からまくのだった・・・。

おすすめ度:

映画は、母フランチェスカの死後、彼女の日記を子供たちが読みはじめるという回想の形で描かれています。

最初に原作を読んだときは、こんな最低の裏切りってないよなと思いましたが、映画として見せられるとまた違う感情も沸いてきました。

もとい、この手の恋愛には賛否両論あるのではないかと思います。

解釈その1: 4日間の大恋愛の末、大切な家庭を守るため自分を犠牲にした女。心の奥底では裏切り続けていた愛する家族に対して、謝罪の気持ちとこんな自分を分かって欲しいという思いで、死後の手紙にたくした女の心理。

解釈その2: 夫と子供がいない間にふと現われた男と不倫を楽しみ、4日間だけの火遊び、まだ熱も冷めない状態で別れたばかりに、死後にまで自分の生きた証をこんな形で残そうとする女。

クリント・イーストウッドの表現する映像の美しさ、原作にわりと忠実なストーリー、ベテラン俳優の共演と、見所のある映画です。
ただし、2人のラブシーンは絵的にどうだったでしょうか。

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マッチスティック・メン

原題:MATCHSTICK MEN
監督:リドリー・スコット
出演:ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル
製作:2003年米

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極度の潔癖症に悩む詐欺師ロイ(ニコラス・ケイジ)は、相棒フランク(サム・ロックウェル)と共に詐欺を繰り返している。
病的な潔癖からくる情緒不安定直すため薬に頼っていたロイだが、相棒のすすめで精神分析医に会うことに。
そこで彼は、前妻との間に子供が産まれていたかもしれないことを語りだす。
医師の協力で14歳になる娘と再会を果たす。
彼女はだんだんと彼の生活に割り込んでくるのだが・・・。

おすすめ度:

詐欺師の犯罪サスペンスを想像していましたが、軽いコメディタッチのストーリーでした。
病的な潔癖症の男を演じるニコラス・ケイジと、相棒のサム・ロックウェルの能天気男のコンビが絶妙です。

突然現れたパパと慕ってくる娘に戸惑いを感じながらも、だんだんと心が開放され、いつの間にか薬に頼ることなく生活できるようになったロイ。
なのに、あんな展開アリですか?

足を洗ってカーペット店で働く父と、そこへ偶然買い物にきた娘が再会するシーンは、とても複雑。
でも、あのエンディングは嫌いじゃないです。

ちょっと驚くおもしろい映画です。

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