原題:LARRY CROWNE
監督:トム・ハンクス
出演:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ
製作:2011年米
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2012-10-03)
売り上げランキング: 10,879
ラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、大卒ではないことを理輔に、長年勤めたスーパーをリストラされてしまう。
再就職を試みるも上手くいかず、スキルを身につけるために大学への入学を決意する。
そこで、スピーチの授業を担当する教師メルセデス・テイノー(ジュリア・ロバーツ)と出会い・・・。
おすすめ度:
★★★★★
トム・ハンクスが製作・脚本・監督を務めた作品とのこと。
リストラという苦境を乗り越えて生き生きと輝きを取り戻していく主人公のラリー・クラウン、夫婦関係や日々の生活に不満を抱える大学教師メルセデス・テイノー。
それぞれ深堀りされたキャラクター、彼ら自身の生き様はよく描かれているものの、全体としては盛り上がるところなく、ふわ~んと終わってしまい、観ごたえがなくておしい。
「幸せの教室」なんて邦題だから、「いまを生きる」や「陽のあたる教室」のような感動のヒューマンドラマを想像しちゃったけど、その類ではないです。
大物2人の共演だからと期待しすぎは禁物。
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原題:SALMON FISHING IN THE YEMEN
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ユアン・マクレガー、エミリー・ブラント、クリスティン・スコット・トーマス
製作:2011年英
松竹 (2013-06-08)
売り上げランキング: 22,824
投資コンサルタントのハリエット(エミリー・ブラント)は、重要顧客であるアラブの大富豪シャイフ(アムール・ワケド)から「イエメンで鮭釣り実現させたい。」という依頼を受け、水産学者のDr.ジョーンズ(ユアン・マクレガー)にプロジェクトの顧問を依頼する。
あまりに無謀な計画であったが、いつの間にかイギリス外務省が後援する国家プロジェクトに発展しまう・・・。
おすすめ度:
★★★★★
ラッセ・ハルストレムらしい映像美に、コミカルな一面もあって、楽しめました。
ただ、ストーリーの後半に、ロマンス、政治風刺、事件勃発と、なんだか盛り込みすぎた感が。
前半のテンポと雰囲気が良かっただけに、ちょっぴり残念。
クリスティン・スコット・トーマスが珍しくストレスの塊のようなキーキーした女性を演じていて、おもしろかったです。
首相とのSMSやり取りをあんな風に映画で表現するって、今風だなぁと。
お堅くてダサい水産学者のユアン・マクレガーも、普通っぽくて良かったです。
大富豪のシャイフを演じたアムール・ワケドという俳優さんがとにかく魅力的で、大富豪というよりまるで悟りを開いたお坊さんのような、一つ一つ重みのある言葉が印象に残ります。
イエメンのシーン、なんとなく雰囲気がモロッコっぽいなと思ったら、やっぱりモロッコのワルザザードで撮影されてたようです。
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砂漠でサーモン・フィッシング はコメントを受け付けていません