マリー・アントワネット

Filed under: ヒューマンドラマ — タグ: — 9:52 PM 2013/05/20

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原題:MARIE ANTOINETTE
監督:ソフィア・コッポラ
出演:キルスティン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン
製作:2006年米

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14歳のオーストリア皇女マリー・アントワネット(キルステン・ダンスト)は、フランス王太子(ジェイソン・シュワルツマン)に嫁ぐことになった。
マリーは、ヴェルサイユ宮殿での豪華な暮らしを楽しみながらも、王太子と夫婦関係と子作りのプレッシャーに悩まされる日々だったが・・・。

おすすめ度:

ソフィア・コッポラらしい、独特の世界観のある作品。

そういえば、ヴァージン・スーサイズ、ロスト・イン・トランスレーションと観てきて、私にはこの人の作品の魅力は理解できないから、もう観るのをやめよう、って前に思ったのに。
また観ちゃった。

確かに映像は美しいのだけど、微妙な”間”とか全体的なトーンが、どうも好きになれなくて。
スッキリしない終わり方も、なんだかなぁって。

一人の女の子の宮廷での日常を描いた作品、って軽い気持ちで観るといいのかも。
歴史映画や伝記の感覚で観ちゃうと、は?って感じです。

キルスティン・ダンスト、16~18歳のお姫様を演じるには無理がありすぎです。
肌感とか表情とか、観ようによってはおばあちゃんみたい。

>> キルスティン・ダンスト出演映画をみる

ブラッド・ダイヤモンド

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原題:BLOOD DIAMOND
監督:エドワード・ズウィック
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー、ジェニファー・コネリー
製作:2006年米

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内戦が続くアフリカで、ダイヤを密売するダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は、反政府軍RUFに集落を襲撃された際に妻子と生き別れになったソロモン(ジャイモン・フンスー)と出会う。
ソロモンは、ダイヤモンドの採掘場で強制労働させられている最中に、巨大なピンクダイヤモンドの原石を見つけて隠していた。
ダニーがバーで出会ったジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリー)は、RUFの資金源となっている”ブラッド・ダイヤモンド”の真相を探って、アーチャーに近づくのだが・・・。

おすすめ度:

2006年に公開した作品で、米国務省が批判したことでも話題になった作品。
えぐいシーンが多いと聞いてたので、当時は観る勇気がなかったけれど、レオ様の出演作なのでやっぱり観ておこう、ということでレンタル。

悲惨なアフリカの内戦がリアルに描かれ、噂どおり目を覆いたくなるようなシーンの連続。
緊張感やスピード感があって、アクションとしてもサスペンスとしてもおもしろい。

先進国では幸せの象徴ともいえるダイヤモンドの背景に、こんな惨いストーリーがあるとは。
銃を向ける少年兵の映像はショッキングすぎる。
紛争ダイヤの現実。

社会問題提起の色が濃い作品だけれど、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー、そしてアフリカ出身のジャイモン・フンスーそれぞれの人間的魅力もたっぷり。

本作でのレオナルド・ディカプリオは、筋肉ムキムキで超ワイルド。
でも、顔はあいかわらずチャウチャウ。cute!!

>> レオナルド・ディカプリオ出演映画をみる

もしも昨日が選べたら

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原題:CLICK
監督:フランク・コラチ
出演:アダム・サンドラー、ケイト・ベッキンセール、クリストファー・ウォーケン
製作:2006年米

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仕事が忙しい建築士のマイケル(アダム・サンドラー)は、家族サービスができず、フラストレーションが溜まる日々。
ある夜、一人でスーパーに出かけたマイケルは、怪しい店員モーティ(クリストファー・ウォーケン)から、万能リモコンを与えられる。
早速使い始めたマイケルは、その万能リモコンの不思議な威力を知って、都合よく使い始めるのだが・・・。

おすすめ度:

「もしも昨日が選べたら」という邦題ですが、昨日どころか自由に時を操ることができる不思議なリモコン。
そのリモコンを使って、無邪気にいたずらするアダム・サンドラーがいい。
この人、本当におもしろいです。

彼の奥さん役のケイト・ベッキンセールは超綺麗。
怪しさたっぷりのクリストファー・ウォーケンも良かった。

面倒なことを回避してきた結果、失ったものも大きかったと気づく主人公。
ストーリー終盤は、ジーンとくるシーンも。

人生を1度体験して、その反省をふまえて2度目の人生を生きれたら、後悔なんてしないだろうな。
そんな思いが映画になった作品。

>> アダム・サンドラー出演映画をみる

マイレージ、マイライフ

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原題:UP IN THE AIR
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック
製作:2009年米

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リストラを告げる会社で働くライアン(ジョージ・クルーニー)は、全米を飛行機で飛び回るビジネスマン。
航空会社のマイレージを貯めることを生きがいにし、1,000万マイル貯めて至上7人目のステータスを得ることを目標にしている彼はある日、出張先のホテルで同じように出張で飛び回っているアレックス(ヴェラ・ファーミガ)と出会い、意気投合する。
そんな中、ライアンの会社に入社した新人のナタリー(アナ・ケンドリック)が、リストラ通告をオンラインで実施する仕組みを提案するのだが・・・。

おすすめ度:

バックパックに入らない荷物はいっさい背負わないという哲学、希薄な人間関係。
大切なのは、上級会員ステータスにより享受できるサービスと、航空会社へのロイヤリティ。

自由気ままな成功者であった主人公の心は、ある2人の女性との出会い、家族との触れ合いを通じて、静かに揺れ動く。
そして、ふと沸き上がった孤独、喪失感。

軽快なテンポで始まる本作品ですが、単に出張でマイルを貯め込んでいるマイラーの物語ではなかったです。
観る人の心をザワつかせる何かがある、そんな作品。

後半、飛行機を降りてアレックスに電話するライアンの表情が切なすぎて。
女性の私が男性の主人公に感情移入するって、珍しいことです。

ジョージ・クルーニーが、とにかくセクシーすぎます。
彼の主演作の中で、この映画が一番好きかもなぁ。

>> ジョージ・クルーニー出演映画をみる