タイタニック

原題:TITANIC
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
製作:1997年米

タイタニック アルティメット・エディション [DVD]
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深海に眠るタイタニック号の引き上げ作業。
ずっと昔にあった処女航海で沈没してしまったタイタニック号の生存者だという101歳の老女ローズ(ケイト・ウィンスレット)が、悲劇の航海の模様を語りだす。
画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)との出会い、激しい恋におちて、船が沈没するまでの短い間の二人の愛を思い出し、隠しもっていたペンダント「碧洋のハート」を海に沈めるのだった・・・。

おすすめ度:

20世紀最大の海難事故となった豪華客船タイタニック号の悲劇を描いた作品。
画家志望の青年と上流階級の娘の恋の物語。

ほぼ原寸大というタイタニック号の模型(縦半分)を実際に海に浮かべて撮影したと聞きましたが、CG含めてものすごい映像技術です。
徹底的に忠実に再現しようとしてるのが、よく伝わってきます。

船が沈没するまでの船内の出来事、ジャックとローズの恋物語を、3時間足らずでまとめた素晴らしい作品。
素直に感動して泣ける映画でした。

評価は正反対に分かれるようですが、私個人的には映画は基本的に楽しませてくれるもの、エンタテイメント性が一番のポイントなので、そういう意味では、誰もがエンディングまで知っている大惨事を、これだけの超大作に仕上げ、観た人に色んな感情を持たせ、しかもあれだけのロングランとさせた映画には、堂々と★5つを付けたいです。

ローズ役のケイト・ウィンスレットについても結構厳しい声があるようですが、そんなに悪かったかな?
私はあの役は合ってたと思うし、レオナルド・ディカプリオとの組合せも好きでした。

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戦場のピアニスト

Filed under: ヒューマンドラマ — 5:14 PM 2012/08/14

原題:THE PIANIST
監督:ロマン・ポランスキー
出演:エイドリアン・ブロディ
製作:2002年仏・ポーランド

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ナチス時代のドイツがポーランドを侵略し、虐殺行為がエスカレートする中でも、ピアニストのウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)はピアノ弾きとして日々を過ごす。
なんとか収容所行きを免れるも、隠れ家を転々とする生活。
ある日とうとうドイツ兵に見つかってしまうが、そこで自分はピアニストだといい、ピアノを弾いてみせる・・・。

おすすめ度:

自叙伝や監督自身の体験を元に作られた映画だそうで、淡々と進むストーリーと映像はリアリティがあります。
ユダヤ人迫害やナチスの虐殺など絶望の中、生きることへの執念がピアノを通じて伝わってきます。
エイドリアン・ブロディの演技力は素晴らしい。

セレンディピティ

原題:SERENDIPITY
監督:ピーター・チェルソム
出演:ジョン・キューザック、ケイト・ベッキンセール
製作:2001年米

セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~ [DVD]
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クリスマス前のN.Y。
デパートの手袋売り場で、最後の1つだった黒のカシミアの手袋を取り合ったったジョナサン(ジョン・キューザック)とサラ(ケイト・ベッキンセール)は、すぐに意気投合する。
まだ互いの名前もしらない2人だったが、偶然や運命を信じる彼女は、彼にある1つの提案をする。
1枚の5ドル冊に彼の連絡先を、持っていた古本に彼女の連絡先をそれぞれ書いて、それらが2人の手元を離れて再びお互いのところに戻ってきたら、2人の運命がはじまるだろうと・・・。

おすすめ度:

“Serendipity”という言葉がなんかいいなぁと思って、レンタルしました。
日本語にすると、”意味のある偶然” とか “偶然の幸運”とか、そういう感じでしょうか。

連絡先を書いた5ドル札と古本が再びお互いの元へ戻ったら結ばれるなんて、ロマンチックで素敵。
そういうの嫌いじゃないです。
ただ、ストーリーが何だかデキすぎているので、途中からどうしても冷めた目で観てしまいました。

こんなことが本当にあったら素敵よね、という夢物語としては楽しめるかと思います。

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