サルサ!
原題:SALSA!
監督:ジョイス・シャルマン・ブニュエル
出演:ヴァンサン・ルクール、クリスティアンヌ・グゥ、カトリーヌ・サミー
製作:1999年仏・西
ピアニストを目指すレミ(ヴァンサン・ルクール)は、コンクールの本番で突然キューバ音楽を演奏してしまい、クラシックで成功する道を絶ってしまう。
ラテンへの情熱をおさえきれず、キューバ人の友人の助けを借りてキューバ訛りとサルサを習い、肌も褐色に変えてキューバ人になりすます。
パリでサルサダンスを教えはじめたレミのところに、結婚を間近に控えたナタリー(クリスティアンヌ・グゥ)が生徒としてやってくる。
2人はダンスのレッスンを通して急速に親しくなるのだが・・・。
おすすめ度:
出演者たちがサルサを踊りまくる映画だと勝手に想像してたので、その点は少々がっかり。
ラテン好きなフランス人が、キューバ人の生き方に憧れて、サルサを通して出会った女性と恋に落ちるというラブストーリーでした。
本場キューバのサルサって、あんな感じなのだろうか。
なんか下品な感じがして、ちょっと嫌だったんですが。
地味だった女の子がダンスの才能を開花させ、どんどん積極的に大胆になって、魅力的な女性に生まれ変わる過程はステキ。
でも、キューバ人ぶってる生粋のフランス男に気づかないで好きになっちゃう設定は、ちょっと。
後半、ナタリーの祖母の秘密が明らかになってからの展開がおもしろかったです。
ラテン音楽と、明るくセクシーなキューバ人の生き方に、元気が出る映画ではあります。
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