クリップス
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原題:REDEMPTION
監督:ヴォンディ・カーティス・ホール
出演:ジェイミー・フォックス
製作:2004年米
犯罪多発都市ロサンゼルス。「クリップス」という若いギャング・グループのボスであるトゥッキーは、殺人事件をおこし刑務所へ送られる。
刑務所暮らしの彼のもとへ、一人の女性ライターが現われる。
クリップスについての記事を書こうとしている彼女は、彼に当時のクリップスついてのインタビューを申し入れる。
刑務所を頻繁に訪れる彼女との間にしだいに深い信頼関係が生まれ、その後の彼の人生は大きく変わっていく・・・。
おすすめ度:
実在のギャングスター、スタン・トゥッーキー・ウイリアムズの半生を描いた作品。
主役は、「レイ」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックス。
元ギャングで殺人まで犯した彼が、刑務所の中で自分を見つめなおし、子供たちに非暴力を訴え、やがてはノーベル平和賞を受賞するという壮大な真実のストーリー。
頑なに心を閉ざしていたトゥッキーが改心し、非暴力を訴えるようになるまでの過程はかなりサラッとしているので、観ているほうとしては、「なんだか急にイイ人になっちゃって。」という印象が。
でも、登場人物それぞれの心の葛藤がよく描かれていて、いい映画だったと思います。
原題の「redemption」は、宗教的背景があって私たち日本人にとってはなかなか理解しにくい単語ですが、この映画を観ると、なんとなくそのニュアンスが分かるような気がします。
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