ミッドナイト・イン・パリ

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原題:MIDNIGHT IN PARIS
監督:ウディ・アレン
出演:オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、キャシー・ベイツ、マリオン・コティヤール
製作:2010年米・西


アメリカ人で娯楽映画の脚本家ギル(オーウェン・ウィルソン)は、婚約者のイネズ(レイチェル・マクアダムス)とともにパリを訪れる。
作家への転身を夢見てノスタルジー・ショップで働く男の小説を書き始めるギルだったが、壁にぶつかっていた。
ある夜、ワインの試飲会に参加したギルは、帰り道に迷い物思いにふけっていると、0時の時計の鐘とともに、1台の古い車が目の前に止まる。
車に乗り込んだギルが着いたのは、あこがれの作家ヘミングウェイや画家ピカソらがいる1920年代、黄金期のパリだった・・・。

おすすめ度:

機内で観てすごく良かったので、DVDレンタルしてもう一度観ました。

0時の鐘がなると旧式のプジョーが現れて・・・その後はファンタジー全開。
現実の世界では周囲の影響で型にはめられた人生のギルが、夢の世界で本来の自分を取り戻していく。

心地よい夢をみているような映画です。
タイムスリップしたパリの夜に繰り広げられる出来事、エネルギッシュで個性的な人々、その魅力たるや。
特に、アドリアナを演じたマリオン・コティヤールが最高。
1920年代の黄金期に天才たちと共に生きた知的なパリジェンヌを熱演。

こんな映画を作るウッディ・アレンも、パリという街そのものに魅了された一人でしょうね。

君のいないサマーデイズ

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原題:LES PETITS MOUCHOIRS
監督:ギヨーム・カネ
出演:フランソワ・クリュゼ、マリオン・コティヤール、ジャン・デュジャルダン、ブノワ・マジメル
製作:2010年仏

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毎年恒例の友人どおしのバカンスを目前に、仲間の一人リュド(ジャン・デュジャルダン)が交通事故で瀕死の重傷を負ってしまう。
バカンスの中止を考えるも、1ヶ月を2週間に短縮して決行することになった。
バカンス直前、ヴァンサン(ブノワ・マジメル)は、ある秘密をマックス(フランソワ・クリュゼ)に打ち明ける。
貸し別荘での楽しいバカンスが始まる予定だったのだが・・・。

おすすめ度:

DVDで観ました。日本ではおそらく未公開だったかと。
2010年製作のフランス映画です。

「最強のふたり」のフランソワ・クリュゼ、「コンテイジョン」や「エディット・ピアフ ~愛の賛歌~」のマリオン・コティヤール、「アーティスト」のジャン・デュジャルダン、「ピアニスト」のブノワ・マジメルと、実は映画賞を取りまくってるフランス人俳優が勢揃いした豪華な作品です。

裕福な実業家マックスと、彼に好意をよせる友人のヴァンサン、そしてそれぞれの妻たち。
交通事故で重体の元恋人リュドを想い、現在の恋人との関係に悩む奔放な独身女性マリー。
恋人に愛想をつかされ破局したエリックと、別れた恋人からの意味深なメールに興奮するアントワーヌ。
そんな彼らが、マックスの用意した貸し別荘でバカンスを過ごす間を描いた恋愛群像劇です。

休暇の過ごし方が日本人とは全く違うフランス人。
本来1ヶ月、短縮して2週間という長いバカンスを、家族や友人あんなに大勢でずっと一緒に過ごすって、逆に疲れないか?と思ってしまいますが。
まぁ、とにかくよく喋るし、よく飲むし、楽しそうでした。
そんな中で、実は個々には悩みを抱えていたり、孤独を感じていたり、時々抑えきれなくなった感情がバッと噴出したり。
2時間半近くと長く、起承転結はっきりしたストーリでもないのですが、なんとなく魅入ってしまう映画です。

最近、フランス映画がおもしろいなぁ。

コンテイジョン

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原題:CONTAGION
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:マット・デイモン、グウィネス・パルトロウ、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーン、マリオン・コティヤール
製作:2011年米

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香港出張の後に乗継ぎのシカゴで元恋人に密会したベス(グウィネス・パルトロウ)が、帰国後に謎の病で亡くなった。
その後、息子も同じ症状で死亡。
やがて世界のあちこちで死者が増えていき、このことに疑惑を抱いたブロガーのアラン(ジュード・ロウ)は、政府が伝染病を隠しているのではないかと指摘する。
専門機関が調査に乗り出すが、強力な感染力を持つウィルスは、またたく間に世界中に拡がってゆく・・・。

おすすめ度:

マット・デイモンとグウィネス・パルトロウが夫婦役。
でも、ストーリー上2人が絡むシーンはあまりないです。

マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウと揃うと、私の中ではリプリーになってしまいます。
そして、この映画の中ではマット・デイモンがいまいち冴えなかった気がしますが。
この役なら、別の誰かのほうが良かったのではないかと。

ウィルス感染の経路、発生箇所や原因が次第に明らかになっていく物語の運び方、映像の見せ方がいいです。
ジュード・ロウ演じるフリーのジャーナリストがブログで発信する情報により人々が振り回されるくだりは、SNSの影響力、情報拡散のスピードの速さなど、今のネット社会がタイムリーに表現されています。

大勢の乗る飛行機の狭い機内で観たせいもあってか、ウィルス感染の恐怖をより感じてしまいました。
サスペンスとしては楽しめると思います。

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