映画レビューWeb

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原題：SLIDING DOORS
監督：ピーター・ハウィット
出演：グウィネス・パルトロウ
製作：1997年米・英

広告代理店の管理職ヘレン（グウィネス・パルトロウ）は、遅刻して会社に行くと、そこで首を言い渡される。
電車に乗ろうと駅に向かうと、ちょうど電車が入ってくる。
そこで、ストーリーは2つに分かれる。
1つのストーリーは、電車に間に合った場合。
そしてもう1つは、間に合わなかった場合。

おすすめ度：★★★★★

電車に乗り遅れずに乗れた場合・乗れなかった場合、2つの違った人生が展開されるのを同時進行で描いた作品。
アイデアがすごくおもしろく、とても新鮮でした。

私たちの生活では、2つの選択肢があるうち1つを選ぶということはよくあるけれど、もしも選ばなかったほうの道を歩んでいたら？
そういう視点で、2つの運命を並行して見せるという、映画だからこそできるユニークな発想。

恋の行方に関しては、本当に縁のある人とは、どちらの選択肢をとったところで必ず出会うものなんでしょうか？
そう思うと、人生なんだか楽しくなってきますネ。

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