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原題：MR.HOLLAND’S OPUS
監督：スティーブン・ヘレク
出演：リチャード・ドレイファス
製作：1995年米

作曲が好きなグレン（リチャード・ドレイファス）が、ある高校の音楽教師になる。
オーケストラの授業を通して、最初はバラバラでやる気のなかった生徒たちを音楽に熱中させることに、自らも生きがいを見出していく。
そんな中、息子が産まれるが、その子は先天的に耳に障害を持っていた。
生徒たちを一流の音楽家としての道に進ませるという任務に没頭する反面、息子のことは妻にまかせっきりになってしまう。
息子も、聾者である自分には音楽が分からないと思っている父親を、強く非難するようになる。
そして、60歳で定年を迎えたある日。
講堂ではグレンの定年を祝うイベントが用意されていた・・・。

おすすめ度：★★★★★

30年という彼の音楽に満ちた半生を、様々な見方で描いている作品です。
自分の好きな音楽を、若者と分かち合い、将来有望な若者を世に送り出す喜び。
反面、聾者の息子を持ったことで、自分の息子とは音楽の喜びを共感できないという深い悲しみ、障害のある息子を熱心に支える妻。
30年経ち定年を迎えたときに、平凡に思えたこの30年間を大勢をの前で振り返るシーンが印象的です。

リチャード・ドレイファスは、この映画で始めて知りましたが、とても味のある良い俳優さんですね。

原題：THE SILENCE OF THE LAMBS
監督：ジョナサン･デミ
出演：ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス
製作：1991年米

女性の皮をはぐというサイコな殺人を繰り返す犯人を捕まえるため、FBIの女性訓練生クラリス（ジョディー・フォスター）が、患者を何人も殺して隔離されている食人嗜好の精神科医ハンニバル・レクター博士（アンソニー・ホプキンス）に犯人の心理を聞き出すというミッションを与えられる。
クラリスに興味を持つレクター博士を利用して、犯人の心理を聞き出すことに成功。
犯人の手がかりがだんだん掴めてくる折、レクター博士は大々的に捜査に協力することとなり、それを機に脱獄に成功。
犯人は捕まり、FBI訓練生の卒業式で功労者として称えられるクラリスだったが、脱獄したレクター博士から謎の犯行予告の電話を受ける・・・。

おすすめ度：★★★★★

私の頭脳では付いていけず、一度観ただけではたぶん全てを理解できていないと思います。
もう一度、心してきちんと観てみたいと思う作品。

レクター博士とクラリスの心理的な駆け引きがおもしろいです。
アンソニー・ホプキンスのサイコぶりは相当なもので、FBI訓練生役のジョディフォスターの頭脳明晰・知的美とは対照的。

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原題：BIG DADDY
監督：デニス・デューガン
出演：アダム・サンドラー
製作：1999年米

アルバイトで生計を立てているソニー（アダム・サンドラー）。
ある日、海外へ出張へ出かけてしまった親友の幼い息子ジュリアンが、彼の元に現われる。
ソニーは、子供をだしに振られた彼女を取り戻そうという作戦を企てる。
父親になりすましジュリアンを引き取って、自由奔放な子育てを開始するのだが・・・。

おすすめ度：★★★★★

前半はアダム・サンドラーのすっとぼけに結構笑え、途中からは少しシリアスに。
父性愛が芽生え、裁判で保護権回復を訴えるシーンは、ホロッときてしまいます。

子役の子が可愛かった。
撮影の歳は、双子が代わる代わる起用されていたらしいです。

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