フォー・ウェディング

原題:FOUR WEADDING AND A FUNERAL
監督:マイク・ニューウェル
出演:ヒュー・グラント、アンディ・マクドウェル、クリスティン・スコット・トーマス
製作:1994年英

フォー・ウェディング [DVD]
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独身男のチャールズ(ヒュー・グラント)は、女性にモテるが、結婚となるとなかなか踏み切れない。
ある日、アメリカ人の女性キャリー(アンディ・マクドウェル)に彼は一目惚れするが・・・。

おすすめ度:

4つの結婚式と、1つのお葬式。
なぜか邦題ではお葬式が省略されています。
ストーリー上、なくてはならないシーンでしたが。

イギリスの文化や風習が垣間見れておもしろいです。

煮え切らないイギリス人男と、自由奔放なアメリカ人女の恋愛を描いています。
恋愛観、結婚観、それぞれだなぁと。

主役の2人より、周りを固めている他のキャストのほうが地味にいい演技をしています。

ラストは、無理矢理に仕立てた感があり、ちょっと引きました。

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フェイク

原題:DONNIE BRASCO
監督:マイク・ニューウェル
出演:ジョニー・デップ、アル・パチーノ
製作:1997年米

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FBI捜査官のジョー(ジョニー・デップ)が、マフィア組織に潜入することを命じられ、ドニー・ブラスコという名前に変えて、組織の末端の1人レフティ(アル・パチーノ)に近づいていく。
着実に成果を上げる一方で、レフティとは単なる師弟関係を超えた親密な関係になっていく・・・。

おすすめ度:

ジョニー・デップ、アル・パチーノ、2人の大物俳優の共演に期待していましたが、その期待はまったく裏切られることなく。

実際に存在するFBI捜査官ジョー・ピストーネの実話が基になっているとのこと。
どんなに辛い潜入捜査だったろうと、胸を打たれます。

危険と隣り合わせの恐怖感、使命をまっとうしようとする正義感、その中で揺れ動く心の葛藤を完璧に表現していたジョニー・デップは、やっぱり凄い役者です。
アル・パチーノは、今回はマフィアといっても珍しく情けない役柄でしたが、組織の中でうだつのあがらない、でもどこか憎めない人間味のある男を哀愁たっぷりに演じていて、こちらも良かった。

レフティとドニーの間に生まれた師弟関係を超える強い心の繋がりが静かに終わりを迎えたときには、安堵とともに喪失感が。
2人のシリアスな演技に、本当に感動しました。

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ファストフード・ファストウーマン

原題:FAST FOOD FAST WOMAN
監督:アモス・コレック
出演:アンナ・トムソン、ジェイミー・ハリス
製作:2000年米・独・伊・仏

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妻子持ちの男と長年の不倫を続けている30代半ばの女性ベラ(アンナ・トムソン)。
そんな腐れ縁にも飽き飽きし、平凡な毎日に嫌気をさしているところに、娘の行く末を心配する母親から電話が、ある男性を紹介してきた。
2人の子持ちの男だったが、知り合ってすぐに意気投合。
ある日、帰宅途中に強盗に襲われていた老女を助けようとし、自分がやられて病院へ運ばれてしまう。
しかし、この一件が彼女の人生を大きく変えることになる・・・。

おすすめ度:

ミニ・シアター系の映画。
米・独・伊・仏の合作らしく、見慣れたハリウッド映画のテイストは少しも感じられません。
地味ながらもオシャレでかっこいい映画です。

30代半ばの女性と、彼女の周りを取り巻く人々をおもしろおかしく描いていて、あまり小奇麗にまとめていないところが、逆に普通っぽくて自然でよかった。

主人公のベラを演じたアンナ・トムソンとう女優さんは初めてみた人ですが、細いのに出るところは出てて、年齢も不詳な感じで、なかなか魅力的でした。

この映画を観て、人生なにが起こるかわからないから、とりあえず人には親切にしておこうと思いました。