アルゴ

Filed under: サスペンス・ミステリー,ドキドキしたい — タグ: — 11:58 PM 2012/11/12

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原題:ARGO
監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック
製作:2012年米


1979年イラン。首都テヘランのアメリカ大使館が過激派グループに占拠され、アメリカ人外交官が人質に取られるが、そのうち6人のアメリカ人外交官が脱出に成功し、カナダ大使公邸に匿われる。CIAのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、6人を救出するためにARGOという架空のSF映画を製作し、6人をカナダ人の映画製作スタッフに身分偽変させて、国外へ脱出させようとする・・・。

おすすめ度:

ベン・アフレック監督主演、製作にはジョージ・クルーニーも携わったようです。

最高におもしろかったです。ストーリー後半の緊迫感、ドキドキが止まらなかった。
架空の映画製作をでっちあげての脱出計画という大胆なミッションを描いた作品という点からも、ジョニー・デップが演じたFBIおとり捜査の「フェイク」と、ややテイストが似ていました。

実話に基づいたストーリーで、イランアメリカ大使館人質事件やイスラム革命についても、この映画で少し勉強できました。
今現在アメリカとイランの間で緊張した関係が続いてるのは、過去にこういった背景があったことも関係しているのかな、とか思ったり。

それにしても、この作戦は機密扱いで長い間謎に包まれていて、公になったのが18年も経った1997年のクリントン政権時代だったというのにも驚き。

ベン・アフレックは若い頃から好きな俳優。
あまり役に恵まれなかったのか、最近の出演作品ではいまいちパッとしない印象だったけれど、この映画では彼の魅力が全開でしたね。
中東のエキゾチックな雰囲気の中、黒髪とあご髭、そして目の下のほくろがなんともセクシー。
監督としても役者としても素晴らしく、惚れ直してしまいました。

イランでの撮影ができず、一部のシーンはトルコのイスタンブールで撮影したようで、ブルーモスク、アヤソフィアなどの文化遺産も見どころです。

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