映画レビューWeb

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原題：SNOW FALLING ON CEDARS
監督：スコット・ヒックス
出演：イーサン・ホーク、工藤夕貴
製作：1999年米

旦那カズオが殺人事件の容疑とされた日本人女性ハツエ（工藤夕貴）の前に、イシュマエル（イーサン・ホーク）が現われる。
2人はかつては愛し合う仲だったが、戦争が2人を引き裂いた。
戦争で片腕を失いながらも、新聞記者として傍観席に座るイシュマエルは、カズオが無罪である証拠を握っていた。
しかし未だにハツエを愛しているイシュマエルは、良心と過去の思い出との間で心が揺れ動く・・・。

おすすめ度：★★★★★

静かに淡々と進むストーリー、独特な雰囲気と白い雪の映像が印象的な映画です。

執念といえなくもない過去の愛、日系アメリカ人に対する差別や戦争の無情さ。
ハリウッド映画らしく、日本や日本人の描写は少々おかしいところがあります。

工藤夕貴の役は、10年以上経った今もかつての恋人に愛される、しかもその相手がイーサン・ホーク。
羨ましい限りです。

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