カンパニー・メン

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原題:THE COMPANY MEN
監督:ジョン・ウェルズ
出演:ベン・アフレック、トミー・リー・ジョーンズ、ケビン・コスナー、クリス・クーパー
製作:2010年米

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大企業の販売部長として働くエリートサラリーマンのボビー(ベン・アフレック)は、ある日突然リストラを言い渡される。
3ヶ月分の給料と再就職支援サポートを受けることを条件に無職となったボビーは、最初はすぐに再就職できると楽観的だが、オファーもなく面接も通らない現実を突きつけられる。
現実的な妻マギー(ローズマリー・デウィット)は、車を手放すことや家の売却を提案するが、プライドを捨てきれないボビーは受け入れることができない。
そんな中、元上司で重役のジーンー(トミー・リー・ジョーンズ)や仲間のフィル(クリス・クーパー)も、2度目のリストラの対象となってしまう・・・。

おすすめ度:

アルゴを観てまた好きになってしまったベン・アフレック目当てでレンタルしました。(^^ゞ
前評判もストーリーも知らずに観ましたが、豪華キャスト、ストーリーもよく作られていて、良い映画でした。

長年貢献してきた(つもり)の会社を、ある日突然解雇される。
貢献度の低い社員をいつまでも雇わない、ある意味会社としては健全な在り方だけれど、リストラされた人間にとっては、突然の解雇で生活が一変、多くを失なってしまう。
そんな大規模リストラを決行した最高経営者は、私利私欲の道に走る。
その辺の背景とそれぞれのキャラクターの心情が、とても分かりやすく描かれたストーリーです。

再就職がなかなか決まらないことで、妻に「期待にこたえられなくてゴメン。」と言うボビーと、それに対して「はじめての挫折じゃない。」と答える妻の何気ない会話に、なんかジーンときてしまいました。

ベン・アフレックは、やっぱり体格がいいからスーツ姿が似合う!
最近は日本のCMでしか見かけなかったトミー・リー・ジョーンズが、とてもいい味を出してました。
実直な大工役のケビン・コスナーは、一瞬あれ?と思ったぐらい、なんだか老けて冴えなかったけど、役柄的にはとても素敵でしたね。

それにしても、アメリカの会社の解雇というのはアッサリしてますね。
他の映画でも何度か同じような光景を見たことがあるので、あれが実際の解雇のパターンなんでしょうけれど、朝出勤したら突然解雇を告げられ、ダンボール箱に私物を詰めて、そのまま帰宅。
前会社がその費用を負担する再就職支援センターなど、日本とは仕組みが違う失業・再就職のシステムも垣間見れて、興味深かったです。

長年のサラリーマン生活の中で、自分の当たり前としてきたことが崩れ、再出発に向けて四苦八苦する中で、失ってはじめて見えてくる何か、感じる素直な気持ち。
会社生活って、人生の価値って何だろう、と考えさせられますが、観終わった後にはなんとなく元気になれる映画です。

>> ベン・アフレック出演映画をみる
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ナチュラル・ボーン・キラーズ

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原題:NATURAL BORN KILLERS
監督:オリバー・ストーン
出演:ウディ・ハレルソン、ジュリエット・ルイス、ロバート・ダウニー・ジュニア、トミー・リー・ジョーンズ 
製作:1994年米

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恋人どおしのミッキー(ウディ・ハレルソン)とマロリー(ジュリエット・ルイス)は、行く先々で人を殺して逃走する。
やがて2人は若者の間で人気者となり、独占インタビューをしたがるマスコミも登場するが・・・。

おすすめ度:

当時、公開にあたり非常に問題になったバイオレンス映画。
監督をオリバー・ストーンが、原案をクエンティン・タランティーノが担当するも、2人の意見が衝突し別の人が脚本を書いたという、製作サイドでも色々ゴタゴタがあった作品だそうです。

究極のバイオレンス映画。
父娘の性的虐待、両親殺し、道を教えてくれた人をその場で撃ち殺すなど、派手に人殺しをするカップルが英雄に崇められるという、とんでもないストーリー。

映画は娯楽という見方からは、このような行き過ぎとも言えるバイオレンス映画も、1つの表現としてありなのかとも思います。
しかし、テレビゲームやメディアを通して知ったことを実際に試してしまうような子供がいる世の中。
自分が親だったら、絶対に子供に見せたくないだろうなと思う作品です。

ダブル・ジョパディー

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原題:DOUBLE JEOPARDY
監督:ブルース・ベレスフォード
出演:トミー・リー・ジョーンズ、アシュレイ・ジャド
製作:1999年米

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ダブルジョパディーとは、同じ罪で2度は有罪にはならないという、アメリカ合衆国憲法。
夫殺しの容疑をかけられ、服役した妻リビー(アシュレイ・ジャド)が、死んだはずの旦那は息子を預けた友人と暮らしているという事実を知る。
そして彼女は、復讐を誓う・・・。

おすすめ度:

こんな法律があるんだぁ、と。

死んだはずの旦那が実は生きていたとか、無実の罪ではめられて6年間も服役とか、その辺の背景が結構あっさり描かれていています。
でも、サスペンスとしておもしろく、かなりストーリーに引き込まれ、あっという間でした。

アシュレイ・ジャドは、顔の系統はシャーリーズ・セロンと同じですね。
可愛くもあり、色っぽくもあり、強くもあり。
服役囚の役も、見事に演じていました。