マイレージ、マイライフ

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原題:UP IN THE AIR
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック
製作:2009年米

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リストラを告げる会社で働くライアン(ジョージ・クルーニー)は、全米を飛行機で飛び回るビジネスマン。
航空会社のマイレージを貯めることを生きがいにし、1,000万マイル貯めて至上7人目のステータスを得ることを目標にしている彼はある日、出張先のホテルで同じように出張で飛び回っているアレックス(ヴェラ・ファーミガ)と出会い、意気投合する。
そんな中、ライアンの会社に入社した新人のナタリー(アナ・ケンドリック)が、リストラ通告をオンラインで実施する仕組みを提案するのだが・・・。

おすすめ度:

バックパックに入らない荷物はいっさい背負わないという哲学、希薄な人間関係。
大切なのは、上級会員ステータスにより享受できるサービスと、航空会社へのロイヤリティ。

自由気ままな成功者であった主人公の心は、ある2人の女性との出会い、家族との触れ合いを通じて、静かに揺れ動く。
そして、ふと沸き上がった孤独、喪失感。

軽快なテンポで始まる本作品ですが、単に出張でマイルを貯め込んでいるマイラーの物語ではなかったです。
観る人の心をザワつかせる何かがある、そんな作品。

後半、飛行機を降りてアレックスに電話するライアンの表情が切なすぎて。
女性の私が男性の主人公に感情移入するって、珍しいことです。

ジョージ・クルーニーが、とにかくセクシーすぎます。
彼の主演作の中で、この映画が一番好きかもなぁ。

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ファミリー・ツリー

Filed under: ヒューマンドラマ,旅したい — タグ: — 11:38 PM 2012/12/12

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原題:THE DESCENDANTS
監督:アレクサンダー・ペイン
出演:ジョージ・クルーニー、シャイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラー
製作:2012年米

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ハワイのオアフ島で弁護士の仕事をする傍ら、先祖から受け継いだ不動産売却の準備を進めるマット(ジョージ・クルーニー)だったが、ある日、妻がボートの事故で昏睡状態となり、余命がないことを知らされる。
長女のアレックス(シャイリーン・ウッドリー)を学生寮から連れ戻し、次女スコッティ(アマラ・ミラー)との3人の生活が始まる。
アレックスから妻が不倫していた事実を聞かされたマットは、娘たちを連れてカウアイ島に不倫相手を訪ねて行くのだが・・・。

おすすめ度:

ジョージ・クルーニーがカメハメハ大王の血を引く子孫という設定には、ウソでしょって笑いそうになりましたが、アロハにチノパン、2人の娘の父親、妻に浮気される情けない男と、今までにない役柄で新鮮でした。

家族の愛、罪と許しをテーマに、不倫あり死ありと重めなストーリーでありながら、ユーモアがあって暗い感じが全くしない映画。

ジョージ・クルーニー演じるマットが、以前は家庭をかえりみず仕事にあけくれていた、という点が、あのまったりした雰囲気からはどうにも想像しづらかったですね。
妻が不倫して離婚を考えるまでにいたった経緯や、娘が母をあそこまで憎む背景も、いまいちぼんやりでした。
良い映画だとは思うけれど、それほど印象に残る作品ではなかったかなと。

娘役の2人がすごく良かったです。
長女は綺麗でビキニ姿がかっこいいし、次女はおばちゃん顔のくせになんか愛嬌がある。
そして、長女のボーイフレンド役のシドも、何気にいいアクセントになってました。

ハワイの綺麗な海や自然を楽しめる映画で、ハワイに行きたくなりました。

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ディボース・ショウ

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原題:INTOLERABLE CRUELTY
監督:ジョエル・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
製作:2003年米

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離婚訴訟専門弁護士マイルズ(ジョージ・クルーニー)のもとへ、ある富豪が訪れる。
好色な彼は、妻(キャサリンゼタジョーンズ)に悪事を取り押さえられたため、離婚訴訟の弁護を依頼する。
裁判はマイルズ側の勝訴となるが、復讐に燃えた妻は・・・。

おすすめ度:

離婚訴訟ネタをおもしろおかしく、ドッキリも取り入れたストーリーに仕立ててあります。

ジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの2人の組合せは、とにかく華がありますね。
その他、ビリー・ボブ・ソーントンや、ジェフリー・ラッシュも脇役で登場してます。

キャサリン・ゼタ・ジョーンズの悪女ぶりと美貌に釘付けです。
ちなみに余談ですが、彼女は実生活でも夫のマイケル・ダグラスと財産分与に関する婚前契約を結んでいるらしいです。

原題の「Intolerable Cruelty」のとおり、かなり酷い仕打ちをするけれど、そのブラックなところがおもしろくていい映画。

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オーシャンズ12

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原題:OCEAN’S TWELVE
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシア、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ブルース・ウィリス
製作:2004年米

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オーシャンズに大金を奪われた、ラスベガスの三大カジノを所有するベネディクト(アンディ・ガルシア)は、ダニー(ジョージ・クルーニー)とその手下たち全員を探し出し、奪った金に利子をつけて決められた期限までに返さなければ、命を奪うという脅しに出た。
オーシャンズは、ベネディクトに返す金を集めるため、ヨーロッパに舞台を移し、再び窃盗を企てるのだが・・・。

おすすめ度:

オーシャンズ11の続編。
1作目とメンバーはほぼ同じでしたが、ユーロポールの敏腕捜査官として、キャサリン・ゼタ・ジョーンズが登場。

1作目に比べると、しょぼい印象です。
ストーリーも何だかおかしい。1作目で奪った金を、2作目で利子つけて返すなんて。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズのほかにも、後半でブルース・ウィリスが登場したりして、さらに出演者は豪華になっています。
でも、その割りにおもしろくなくて残念。

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オーシャンズ11

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原題:OCEAN’S ELEVEN
監督:スティーブン・ソダーバーグ 
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシア
製作:2001年米

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仮釈放中の窃盗犯ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)が、捕まる前に一緒に窃盗を繰り返していた仲間を集め、ラスベガスの三大カジノを経営する大金持ちベネディクト(アンディ・ガルシア)の金を狙う計画を立てる。
ダニーは妻(ジュリア・ロバーツ)と離婚寸前の状態であり、その妻の現在の恋人がベネディクトであった。
金と妻の愛情の両方をいただく計画は、果たして・・・。

おすすめ度:

11人のプロの強奪グループが、ラスベガスの三大カジノのお金が収められる地下金庫を狙うクライムムービー。

出演が豪華で、見ごたえある映画でした。
主役のジョージ・クルーニーやカジノ王のアンディ・ガルシアはじめ、いかさまトランプ師にブラッド・ピット、スリの名人にマット・デイモン、車両のプロにケイシー・アフレックなどなど。

確かに11人いたけれど、メインキャラ以外は出番少なし、という印象。
なので、ちょっともったいない気がしないでも。

ただ、これだけ大物が集まるとまるで日本のお正月の歴史ドラマみたいな感じです。
旬の俳優みんな登場しちゃいました、みたいな。

そういう視点で見れば、すごくおもしろかったです。

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