原題:AMERICAN HISTORY X
監督:トニー・ケイ
出演:エドワード・ノートン、エドワード・ファーロング
製作:1998年米
アミューズ・ビデオ (2000-09-22)
売り上げランキング: 39285
消防士の父を黒人ドラッグディーラーに殺された青年(エドワード・ノートン)は、白人至上主義集団のカリスマ的存在だった。
その彼が、刑務所にいる間に、怒りや憎しみからは何も生まれないことを知り改心する。
出所後、兄を尊敬して組織に入っていた弟(エドワード・ファーロング)にも自分が間違っていたことを語り、それに心動かされた弟も、学校の宿題であった兄弟をテーマにした論文を書くが、その翌日に・・・。
おすすめ度:
★★★★★
Wエドワードの出演で話題になったこの映画。
人種差別の問題がベースにあり、かなりの問題作と騒がれたけれど、衝撃的でよく出来た作品だと思いました。
エドワード・ノートンの役作りはお見事。
出所前のワルだったころの彼と、出所後の彼、まるで別人のようでした。
あのマッチョな身体も、一見の価値あり。(でも相変わらずナデ肩はナデ肩…)
後半の兄弟愛には感動。
そして、信じられないあのラスト。
あらゆる意味で衝撃を受ける作品です。
個人的にはかなり好きですが、アメリカ人の中にはこの映画を「最低!」と言う人もいるようで。
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原題:AMERICAN’S SWEETHEARTS
監督:ジョー・ロス
出演:ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ジョン・キューザック
製作:2001年米
ポニーキャニオン (2005-03-02)
売り上げランキング: 81881
大物スターのカップル(キャサリン・ゼタ・ジョーンズとジョン・キューザック)は、既に冷め切った関係だったが、共演の話が舞い込み引き受けることに。
とにかく横暴な態度の姉に、彼女のサポートをする妹(ジュリアロバーツ)はだんだん愛想を尽かすが、姉のお相手のジョン・キューザックには秘かに恋心をいだいていた・・・。
おすすめ度:
★★★★★
映画業界、スターのドタバタを描いた作品です。
まず、キャサリン・ゼタ・ジョーンズのワガママぶりがすごい。
彼女は美人なだけに、嫌な女を演じると心底ビッチと思えてしまう。
逆に、いつもは派手な役柄が多いジュリア・ロバーツは、この映画では控えめなで健気な女性を演じていて、なんだか新鮮。
しかし、この美女2人が取り合う相手がジョン・キューザックというのは・・・微妙。
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原題:ABOUT SCHMIDT
監督:アレクサンダー・ペイン
出演:ジャック・ニコルソン、キャシー・ベイツ
製作:2002年米
CCRE (2004-01-10)
売り上げランキング: 50584
定年退職したシュミット(ジャック・ニコルソン)は、定年の日を境に生活が一変してしまう。
退職後の職場に行ってみると、自分の元々やっていた仕事は、既に若いヤリ手が引き継いでいる。
会社は、自分などいなくても回っているのだ。
募金で養父となったアフリカの子供へ手紙を書く日々。
これからの人生、どうしたらいいのか・・・。
おすすめ度:
★★★★★
長年勤めた会社を定年退職し、仕事人生が終えた後、急に自分の居場所を失って戸惑う初老の男性を、ジャック・ニコルソンが切なく、おちゃめに演じていました。
急に思い立ったように行動を起こしては、周りにけむったがられ、それでも自分の役割や価値を探そうとする必死な姿に、時々ホロッときます。
それにしても、DVDのパッケージは結構強烈。
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