ヴァージン・スーサイズ

原題:THE VIRGIN SUICIDES
監督:ソフィア・コッポラ
出演:キルスティン・ダンスト、ジョシュ・ハートネット
製作:1999年

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13歳から17歳までの年子で美しい5人姉妹は、敬虔なクリスチャンの両親の元、厳しく育てられる。
ある日、末娘が突然自殺をはかり、続いて四女のラックス(キルスティン・ダンスト)が学園の人気者トリップ(ジョシュ・ハートネット)と過ちを犯す。
両親は、娘たちを家に閉じ込めてしまう・・・。

おすすめ度:

映像が綺麗で独特の雰囲気ある映画ですが、理解に難しい作品でした。

自由を奪われた思春期の姉妹たちの、心の不安定さ・弱さを表現したかったのか。
なんとなくスッキリしない映画でした。

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モナリザ・スマイル

原題:MONA LISA SMILE
監督:マイク・ニューウェル
出演:ジュリア・ロバーツ、キルスティン・ダンスト、ジュリア・スタイルズ、ジニファー・グッドウィン
製作:2003年米

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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2004-12-22)
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格式ある名門女子大学に美術史助教授として迎えられたキャサリン・ワトソン(ジュリア・ロバーツ)は、大学の保守的なしきたりに戸惑いながらも、斬新な授業や自由な思想で、生徒たちと向き合おうとしていく。
しかし、生徒たちの最大の関心は、エリート男性にプロポーズされ、結婚して家庭を築くこと。
良き妻・良き母になることが女性の最大の幸せと信じ、充実した教育を受けて向上していくことに何の価値も見出せない彼女たちに、失望を隠せない。そして、そんな花嫁学校で教鞭をふるう自分にもまた、怒りを覚えていくのだが・・・。

おすすめ度:

1950年代といえば、今からほんの60年前。
大学で作法を習うクラスがあったり、在学中の結婚は当たり前だったりと、大きなジェネレーションギャップを感じました。
これが自由の国アメリカ?と。

キルスティン・ダンストやジュリア・スタイルズは、真っ白な肌にブロンドの髪、真紅の口紅と、どこから見ても立派に50年代。
逆に、知的なモダンな教師を演じるジュリア・ロバーツ。
それぞれに魅力的でした。

根本的な生き方についての考え方は、今も昔もどこの国でも変わらないなと思って、色々考えながら観てました。
特に女性におすすめの映画かと。

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モーターサイクル・ダイアリーズ

Filed under: ヒューマンドラマ,旅したい — 2:16 PM

原題:DIARIOS DE MOTOCICLETA
監督:ウォルター・サレス
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル
製作:2003年米、独、英、アルゼンチン、ペルー

モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版 [DVD]
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23歳の医学生エルネストは、友人のアルベルトと共にブエノスアイレスの自宅を出発し、南米大陸横断の旅に出る。
今にも壊れそうなバイクに2人乗りし、国境を超えてチリ、ペルー、ベネズエラと旅を続ける。
途中バイクが壊れるが、ヒッチハイクや徒歩でラテンアメリカの厳しい現実を目の当たりにし、2人自身も大きく成長していく・・・。

おすすめ度:

キューバ革命の英雄となる実在の革命家チェ・ゲバラの、若き日の南米旅行を描いたロードムービー。
ロバートレッドフォードが製作総指揮。

想像力をかきたてられ、色んな意味で刺激を受ける映画でした。
2人が訪れる場所には、その地で暮らす人々の生活が垣間見え、ラテンのハングリー精神を感じます。
歴史的な建築物など、ストーリー以外のところでも見ごたえあり。
無造作で小綺麗にまとまっていないところが、ハリウッド映画とは一味違ったところ。

旅を続け、たくさんの人や物に出会って感動し、大きく成長していく姿を羨ましく思いました。