バッド・ティーチャー

原題:BAD TEACHER
監督:ジェイク・カスダン
出演:キャメロン・ディアス、ジャスティン・ティンバーレイク、ジェイソン・シーゲル、ルーシー・パンチ
製作:2011年米

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玉の輿結婚を夢みる中学教師のエリザベス(キャメロン・ディアス)は、婚約者の母親にお金目当てだと見抜かれ、婚約破談になってしまう。
適当に授業をこなすある日、彼女の勤める中学に若くてハンサムな代理教師スコット(ジャスティン・ティンバーレイク)が赴任してくる。
スコットが大企業の御曹司だと知ったエリザベスは、彼を振り向かせるために豊胸手術を受けるために手術費用を荒稼ぎしはじめるが・・・。

おすすめ度:

キャメロン・ディアスのラブコメって、いつも何だかんだで結構笑えるんだけど、この映画はイマイチ。
全くやる気のないひどい態度の中学教師という設定が、大袈裟すぎてドン引きです。

元恋人だったキャメロン・ディアスとジャスティン・ティンバーレイクの共演ってのが売りの映画で、ストーリー上はキャメロン演じるエリザベスが、ジャスティン演じるスコットに一方的にお熱をあげてます。
スコットはちょっと不思議ちゃんですが、意外にもジャスティンは好演。
最近映画での活躍が多いジャスティンは、本業の歌以外にもファッションブランドを立ち上げたり、レストランのオーナーだったり、そして先日ついに結婚もしたし、私生活も充実してそうですね。

何歳になっても衰えないキャメロンの体型が羨ましい。

>> キャメロン・ディアス出演映画をみる

ツーリスト

原題:THE TOURIST
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:ジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリー
製作:2010年米・仏

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国際指名手配犯アレキサンダー・ピアースの恋人エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)は、ピアースからの手紙の指示どおり、列車にのヴェネチアへ向かう。
その車内で、アメリカ人のツーリスト、フランク・トゥーペロ(ジョニー・デップ)に声をかける。
魅力あふれるエリーズに誘われ、2人はヴェネチアの高級ホテルに宿泊するのだが・・・。

おすすめ度:

一応サスペンス・ミステリーに分類してみましたが、この映画はなんと言ったらいいのか。
スピード感がなく淡々と進むストーリー、先の展開は気になるものの、そこにスリルも感じず、アクションシーンですら緊張感が全くないという、ちょっと不思議な映画でした。
これが作り手の狙いだとしたらおもしろいけど、そうでなかったら・・・どうなのだろう。

見所はやっぱり、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの共演。
配役は当初トム・クルーズとシャーリーズ・セロンの予定だったらしいですが、あの役ならトム・クルーズじゃなくてジョニー・デップでいいかと。
彼はコスプレ特殊メイクの印象が強いけれど、意外とこういう普通のおじさん役がいいのです。

日本では本作でのアンジェリーナ・ジョリーが美しいと評判のようですが、アメリカではskinny(痩せすぎ)で気持ち悪いと言う人が多いのだとか。
確かに、昔もうちょっと太ってた頃のほうがよりsexyだったとは思うけど、綺麗であることは確か。

途中、もしかして?と思ったとこは何度かあったけど、ラストはしっかり騙されました。
ちょっと不可解なストーリーですね。

舞台となるヴェネチアの町並みや風景が素敵で、イタリアに行きたくなります。

>> ジョニー・デップ出演映画をみる
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君のいないサマーデイズ

原題:LES PETITS MOUCHOIRS
監督:ギヨーム・カネ
出演:フランソワ・クリュゼ、マリオン・コティヤール、ジャン・デュジャルダン、ブノワ・マジメル
製作:2010年仏

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毎年恒例の友人どおしのバカンスを目前に、仲間の一人リュド(ジャン・デュジャルダン)が交通事故で瀕死の重傷を負ってしまう。
バカンスの中止を考えるも、1ヶ月を2週間に短縮して決行することになった。
バカンス直前、ヴァンサン(ブノワ・マジメル)は、ある秘密をマックス(フランソワ・クリュゼ)に打ち明ける。
貸し別荘での楽しいバカンスが始まる予定だったのだが・・・。

おすすめ度:

DVDで観ました。日本ではおそらく未公開だったかと。
2010年製作のフランス映画です。

「最強のふたり」のフランソワ・クリュゼ、「コンテイジョン」や「エディット・ピアフ ~愛の賛歌~」のマリオン・コティヤール、「アーティスト」のジャン・デュジャルダン、「ピアニスト」のブノワ・マジメルと、実は映画賞を取りまくってるフランス人俳優が勢揃いした豪華な作品です。

裕福な実業家マックスと、彼に好意をよせる友人のヴァンサン、そしてそれぞれの妻たち。
交通事故で重体の元恋人リュドを想い、現在の恋人との関係に悩む奔放な独身女性マリー。
恋人に愛想をつかされ破局したエリックと、別れた恋人からの意味深なメールに興奮するアントワーヌ。
そんな彼らが、マックスの用意した貸し別荘でバカンスを過ごす間を描いた恋愛群像劇です。

休暇の過ごし方が日本人とは全く違うフランス人。
本来1ヶ月、短縮して2週間という長いバカンスを、家族や友人あんなに大勢でずっと一緒に過ごすって、逆に疲れないか?と思ってしまいますが。
まぁ、とにかくよく喋るし、よく飲むし、楽しそうでした。
そんな中で、実は個々には悩みを抱えていたり、孤独を感じていたり、時々抑えきれなくなった感情がバッと噴出したり。
2時間半近くと長く、起承転結はっきりしたストーリでもないのですが、なんとなく魅入ってしまう映画です。

最近、フランス映画がおもしろいなぁ。